2019年03月22日

初音

      ようやく聞く
SANY0285.JPG
 近頃春めいて来て、ようやく春が来たと思えるようになったと思っていたら、今日朝のこと、妻が鶯の声がすると言い出した。
 早速窓を開けてその声を聞くことに、すると彼方から鶯の声が、まだ拙い声で鳴いているようだが、まさしく鶯の声。
 やっと鳴き出したかと感激するが、なぜかと言えば、最近今まであった雑木林に、建売住宅が建ち、雑木林が半分以下になったしまったからだ。
 以前は100メートル四方の雑木林が存在、そこには親子何代に渡って狸が住みついていたが、その雑木林が開発されてしまったのだ。
 ここには狸のほか、野鳥たちの住処として長く続いてきたもので、色々な野鳥たちが飛来して、賑やかな鳴き声を立てていたものだが。
 特に狸は近所の人たちの心の支え、まだ自然が残っていると感じて、狸たちを可愛がったていたで、狸もそれを知SANY0297.JPGっていて、他に住み移ることはなく、代々住み続けてきた。
 徐々に小さくなり、結果は今のような25メートル四方の小さなものになってしまった。
 それでも近くでは雑木林は此処だけ、小さくとも野鳥にとっては住みか、しかし狸たちにとっては住めなくなってしまったようだ。

 我家の猫の散歩時、決まった時間に狸と出くわし、我家の猫と狸の睨めっこが、狸たちも猫がリードで繋がれている事を知っているので逃げない。
 私もよく少しの食べ物を持って狸に与えていたので、その事を良く知っており、私と猫が散歩していると必ず出てきて、猫と睨めっこをしていた。
 そなん狸、建売住宅が出来、どこぞに姿を消してしまい、その後散歩の時点で出くわすことはなくなってしまったのだ。
 そんな事で、狸の姿や野鳥たちの姿もめっきりと少なくなり、ただ鶯だけは毎年、この時期になると初音を齎している。
 あんな小さな雑木林に、まだ住みついているのかと思うと、愛おしくさえ思う、今日はじめてその鶯が初めての声を発した。
 ぎこちない声で鳴いているが、間違いなく鶯の声、毎年恒例の初音、やっぱりこの声を聞かないと春が来たと思えない。









posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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