外から分かる
人は店の顔を見てそこに入るかどうか決めるのであるが、入り易い店と入りにくい店が存在している。
いくらはやっている店でも入りにくい処も、そこには店の顔がどんな顔なのか、それが知りたいとも思う。
蕎麦屋の顔であるから、普通の店屋とは少し違い、シンプルな顔が多い事は言うまでもないのだと言える。
それでも派手な顔を持つ店と派手で無い顔を持つ店と当然存在し、派手な顔を持つ店でも、派手さが違うのだ。
ケバケバしい派手な顔はしておらず、それなりの派手さで、自己主張をしているのだと思うが、その限度が命だ。
兎に角シンプルな顔を持つ店もあり、そこが店である事さす分からないこともあるが、それは特別でソコソコ主張している。
ではソコソコとはどの程度のものなのか、少し私なりに挙げてみたが、果たして的を得ているかは主観の問題。
顔の大きさは別として、小さくても大きくても顔は顔、そんな顔を見てほかの人はどのように感じるのか。
例えば暖簾、蕎麦屋には多く暖簾が掲げられているもので、その暖簾が派手なもの、写真がその派手な暖簾とも言うべきもの。
誰の目にもそこが蕎麦屋であると分かる派手な暖簾、兎に角大きなものの典型のもの、そしてもう一つがカラフルな暖簾。
カラフルと言ってもそこは蕎麦屋の暖簾、これが派手だと言えるのかともう思えるかも知れないが、私は非常に派手であると思う。
二つの暖簾、一つは字が大きくて迫力があり、もう一つはシンプルであるが派手な暖簾、蕎麦屋の暖簾としてはやはり派手。
その逆にシンプルな物の典型の顔、小さくて控えめ、よく見ないと分からない位に小さに顔をしているものの典型。
そば通なら小さくても探し出すもので、大きいから分かると言うものでもなく、ヤッパリそば通と一般人との違いかも。