2019年04月28日

昔ながら

    タイムスリップ

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 岐阜県多治見市、全国的に有名となった暑い街、一時は最高気温日本一を誇った街、盆地特有の気候で熱い街だ。
 もちろんこれだけではなく陶器の町としても有名なところ、何故かしら陶器の町は全国的にうまい食べものが多いのだと思う。
 職人が多く働く街ならではの特徴、どの町にも名物の食べ物があり、食通を吸い寄せる働きがあり、何処からともなく人が集まってくるのだ。
 陶器の町は「鰻と焼肉」、そして「うどん」と何故かしら多いが、これは「精のつくものと素早く食べれるもの」、それがヒントかも知れない。
 SANY1117.JPG兎に角三つの食べ物が幅を利かせていることは確か、そしてその数は他と比べれば一段と多く、また店は流行っている。
 そんな中、うどん屋も多く、そして歴史の古い店がまた多いのも特徴、古くから店を続けているのだ。
 老舗と言う感じではなく、親しみやすくてどこかしら歴史を感じる店が、そんな店がやっぱり多い。

 その中に「うどんの信濃屋」があり、ここもまた古い店、まず外観は昔の長屋造り、一見民家と思しき店構えである。
 この信濃屋、もとは名古屋でうどん屋を商っていたが、戦争でこの地に疎開して来たらしく、ここは昭和23年に開業したらしいが、店の建物は明治の物らしい。
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 信濃屋は私も古くから通いつづけている処、先代の親父の代からの客、昨今のうどん屋とは全く別物の店だ。
 品数も少なく、量的にも多くはないので、初めての客は戸惑う事になるが、それに店の親父は客に媚びたりはしないのだ。
 そうかと言って上を見ている訳ではなく、真剣にうどんと格闘しているので、一見そのように見え、誤解を生むかも知れない。
 うどんを仕込むのに手抜きはしないので、3日かけて仕込むため営業日は水、木、金、土と4日間しかないので気を付けて行かないと休みに出くわす。
 店の中は昔からの造りで幅は狭くて、大勢の人が入れないから、外で待つ事もしばしば、それでも客は分かっているから帰らないSANY1101.JPG
 味は昔から変わらず、たまり醤油とカツオ出汁、色は黒いが辛くはなく、出汁が利いた旨さのあるうどん、初めての人は物足りないかも知れないものだ。

 そしてうどんは少し量が少なめだから常連さんは二人前頼むのが普通、私などは三人前頼んでいたが、最近ではやはり二人前である。
 ゆで時間が長くて一時間半ほど茹でているのがこの店の流儀、それでいて腰のあるうどんは絶品だと思うが、気長に待つ心がないと食べれない。
 写真の一番下は中華そば、うどんみたいに見えるがラーメンではなく中華そば、出汁はうどんと同じ物なので、ラーメンと思って食べるとどこかしら可笑しく思うかもしれないが、これが信濃屋の中華そば。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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