2018年01月20日

寄贈したい

    相談に乗って欲しい

SANY1533.JPG 知人から電話で「今日は家に居るのか」と聞いて来たので、「夕方からなら居る」と答えた。
 夕方我が家に友人が来たが、老人が付いて来たので不思議であったが居間に入って貰ったのだ。
 友人一人と思っていたのに二人で来るとは、そんな思いで居間に通すが、突然老人時計を持ち出してきた。
 私が怪訝そうにしているので友人、相談とは「この人の話しを聞いて欲しい」と切り出して来たのだ。
 相談とはこの人の事らしいが、何の事だか知らないが時計が出て来たので、この時計の事には違いない。

 その老人曰く「我が家に古くからある時計で、私の親父が買い込んだもの」と言い、この時計を貰って欲しいとの事。SANY1555.JPG
 知らない老人から時計を貰う事は出来ないので、友人に「何の話だ、訳が分からない」と聞き直した。
 すると老人「この人に私がこの時計の事を相談したら、知り合いが時計に詳しいからそちらで相談したら」と言われ、今日伺ったとの事。
 そして「私が来月養護施設に入るから、この時計をどうしたら良いかと思い、時計を持参した」とも付け加えられた。
 つまり、自分が施設に入るが親父の時計を処分するのは忍びないので、何処かに寄贈したいと思っていたとの事。
 友人がその話を聞き、私の事を話したらしく、すると老人が「知らないところに寄贈するよりは、時計の好きな人の所に預けた方が親父も喜ぶと思う」と言い出したらしい。

SANY1559.JPG そして老人「私が子供のころから、この時計のねじを巻く係りで、今までねじを巻いて来たのだ」とも言われる。
 確かに時計を見れば程度の良いもので、現在まで動いていた証拠、きれいな時計だと思う、しかし私も知らない人からもらう訳にもゆかない。
 すると老人、「知らない人ではなく、この人の友人であれば知り合いである」と言われるので、返事に困ってしまった。
 結局、施設に入るから是非でも私に貰って欲しいと言われ、老人の意思を尊重してこの時計を貰う事にした。
 写真の時計がその時計、手入れが行き届いており、老人が如何に大事にされてきた時計である事がうなずける。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 古時計裏話
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