2015年08月08日

珍品時計とは

    どれが珍品か


 
SANY4453.JPG
 よく聞かれるのが珍品時計とは何ですかとの質問、その判断はどこにあるのかと言うものが多く聞かれる。

 誰しも珍品時計の判断は何処を指しているものなのか、そして誰が判断するのかと、確かに問いかけられた質問はもっともな事。
 普通珍品時計と言えば、形の変わっている時計の事で、普通の時計よりも違う姿をしているものを指す。

 主に変形型の時計を指し、数が少ないものを指し、珍しい機構を指物と言えるのだが、それも何と比較して。

 珍品時計の定義は、ヤッパリ変わっている事が重要な要素、定番の時計の形よりも違う物、極端に大きかったり、逆に小さかったり、異なる形のもの。SANY0856.JPG
 しかしこれだけが珍品時計ではなく、それ以外の要素も、それは時計の製造会社、大手の時計製造会社ではないもの。

 つまり市場では中々お目にかからない位に数の少ない時計、弱小の時計製造所で製造された時計の事。

 明治期には全国で数多くの時計製造会社が存在していたが、今では記録もなく、まして現物もない時計が存在している。
 記録があっても中々見たことのない時計製造会社の時計、そんな時計も珍品時計と称せられるのだ。
 SANY4595.JPGよくどこが珍品なのかと聞かれる時計がそれ、単なる八角の時計がどうして珍品なのかと、形が八角の単なる時計でも、製造所が珍しいのだ。

 その逆が精工舎の時計でも、石原町の時計は珍品時計と呼ばれるもの、八角であれ、達磨であれ、形ではなく製造されたものが少ないからだ。

 大手の時計製造会社でも、製造された時計の数が少ないものも、珍品時計の部類に入る。

 それが単なる八角の時計でも、同じ八角の時計が珍品と呼ばれる由縁であるのだ、だから精工舎でもありうるのだ。
 結論的に言えば、数が極めて少ない時計は珍品時計と呼ばれ、形の変わったものも珍品時計、聞きなれない時計製造会社の時計も珍品時計となる。SANY3687.JPG

 そしてもう一つの要素が、歴史的に価値のある時計、有名な人が持っていた時計だとか、博覧会の出品時計とか、歴史に刻まれた時計、駅逓寮の時計がそれに値する。
 そなん条件の時計はすべて珍品時計と呼ばれるもの、そんな条件の時計を見つけてください。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 古時計よもやま話
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