2015年08月30日

其々の円

    定番の円形




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 古時計の中でも別格とされているのが四つ丸達磨、誰一人として嫌う人のいない時計だ。

 人々がこの四つ丸達磨を何故好きになっているのか、明治期に日本に入って来た四つ丸達磨、日本人に愛されてきた四つ丸達磨。

 この四つ丸達磨、愛好家ならずとも人気は高く、インテリアとしても好きな人が多いと聞く。

 これほど人気が何処にあるのだろうか、確かに日本人には馴染みの時計、八角の時計と共に古時計と言えばこの時計だ。
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 そのデザインから人々に好かれるものなのか、明治時代にはステータスのシンボルとして扱われて来た。

 特に金達磨は人気が一番高かった時計、八角の時計よりはデザインが洗練されたもの、あの達磨の形が良い。

 確かに上下円形のデザインは流れるようなリズム感があり、心に訴えるものがあるように思える。

 この時計、四つの丸が重なり合い形成された形、大小の丸からなる形は安定感もあり、あの形だからこそ良い。
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 仮にあの形が逆に下が大きくて、上が小さな丸だと果たしてどうだろうか、今みたいな人気になっていただろうか。

 デザインとは難しいもので、上下逆さまにしただけで、そのものを変えてしまう事もあり、意外性も潜んでいる。

 上が大きくて、下が小さいからこそリズム感が生まれ、すっきりとしたデザインとなったと思う。

 そしてもう一つの要素は下のガラス枠に嵌められたガラス、そのガラスに描かれた円。
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 これも、この時計が人気である由縁、この丸は二つと四っつ、あのガラス絵と言われる金の丸。

 この時計に、このガラス絵あり、もし違ったガラス絵があり、この円がなかったら、今の人気はないと思う。

 人気になる要素は丸、それも金の丸、ガラス絵共々、金の丸が命である事の証だと感心する。

 やはり人間はあの丸に落ち着きと安定感を覚えるに違いないと、そんな事を思う四つ丸達磨である。







posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 古時計よもやま話
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