2018年08月15日

伝説

    日本で初めて

FSCN0050.JPG  前にも取り上げたポスター、文明開化、新時代を迎えて明治期の日本は一気に西洋化を推し進め、様々な西洋文化が国内に流入する事となる。  
 江戸時代では考えられなかったことが、一瞬にして変わり、新しい物と変わっていった時代、その変化は大変なものであった。
 人々は戸惑いと共に貪欲に新たな文化を取り入れる事に、そんな時代の先駆けとなったものに「ポスター」がある。
 ポスターと言えば企業の宣伝物、江戸時代にも、その種のものは存在していたが、西洋のものは以前の日本の物と違っていたのだ。
 日本では「引き札」と呼ばれる宣伝用のチラシは存在し、商店の宣伝物として利用されて来たのだが、西洋から入って来たポスターは少し違う物であった。
DSCN0042.JPG 江戸時代の古めかしい引き札とは違い、西洋物は大きくて派手、第一迫力が全然違うもの、商品が大きく前面に出ているのだ。
 引き札はイメージを優先してものであり、直接的な西洋のポスターはやはり違うもの、商品そのものが良く分かるものだ。
 そして何よりも商品が主体の扱い、日本の店を中心とした扱いではないもので、店を売り出すのではなく、商品を売り出すものだ。

 今までの引き札の図柄は店の絵を描いたり、縁起の良い「大黒様や恵比寿様」を描いたりと、抽象的な取り扱いかただ。
 直接的な商品の売り込みがなされていないものだが、今回紹介するポスターは日本のポスターを根底から覆すものだ。
DSCN0041.JPG 当時、女性の裸を前面に出して宣伝するなどと、そんな事は許されなかったし、またさせなかったとも言えるが、これはそれを覆したポスターである。
 今でも大人気で今回も取り上げたもの、当時葡萄酒の宣伝用ポスター、ポスターの中でも一番有名なもの、このポスターの出現により、日本の宣伝がガラリと変わったと言われるもの。
 モデルは当時の一流の芸者さんだと言われ、これを見ただけで卒倒しそうになったとも言われる有名なポスターである。
 手に持った「葡萄酒」が宣伝目的のもの、このポスターの出現で、この葡萄酒の売り上げはうなぎ登りに上がったと言われる。
 宣伝用のポスターとしても一流で、伝説のポスターでもあるもの、昔も今も手に入れたいと思う人が多い画期的な幻のポスターなのだ。

posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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