2019年11月04日

和時計の暦

    仕組みは簡単
SANY1617.JPG
 和時計、世界に類を見ないと言われる和時計、モデルは勿論西洋時計、だがそこから工夫して日本独自の時計を造り出す。
 写真の和時計は復元した新しいもの、現代版の和時計。
 和時計とは日本の暦に合わせて造り上げられた時計、どの様にして西洋の時計を日本の暦に合わせた技術を得たのか不明である。
 津田助左衛門が独自で考え出したのか、それとも誰かの考えたものか、今では分からないが、暦にあわせて行く。
 そして時代と共に和時計は進歩して行き、中期頃になると暦が付けられて来る様になるのだが、やはり幕末のものが一番で人気が良い。
 良く和時計は進歩が乏しいと言われ、いわば進歩がないとも言われているが、決してそのような事はない。SANY1610.JPG
 確かに機構的には初期も中期もそんなに変わっていないが、大きな進歩でなく、小さな進歩はあったもの。
 時計全面の上部か、それとも下の部分に磨が組み込まれ、子、丑、寅、卯と十二支が刻まれており、この形式も後まで変化は少ない。
 部品は二つの別れており、一つ一つが独立したもの、それを動かすのは主軸に付いている歯車とピンである。

 文字盤の歯車に爪が付いており、主軸が回転すると当然文字盤が回転し、一回転する毎に磨の歯車を爪で回転させる。
 写真三つ目のものに二つの歯車が映っていSANY1635.JPGるが歯車はギザギザな形をしているのが分かるだろうか、その刻みと文字盤の爪とが連動しているのだ。
 つまり文字盤が一回転する毎に磨の爪をひっかけて回転させるもの、仕掛けは簡単な事であるが、確実に回転させられるのだ。
 左右の暦の歯車は、そのような仕組みで一日一回転する事に、一つの爪で二つの歯車を回転させ、進む仕組みである。
 外からはこれらの仕組みは見えないので、よほど精巧で複雑な機構であると思っている人も多いが、意外と簡単なものだ。
 中期頃より幕末まで、高級な和時計には目覚ましと磨は付き物のようにして付けられ、和時計を豪華に見せる事になる。
































posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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