2015年11月12日

めぐり合わない

    四十数年経つ


 
SANY0977.JPG
 古時計と巡り合ってから四十数年、長い様で短い年月、今にして思えば若かった時の志は何であったのか。
 駆け出しの頃、古時計を集めるのに、そんなに時間がかからないと思っていたが、はや四十数年が経つ。
 簡単と思っていた事が、未だに達成できないでいるのだと思うと、この世界は奥が深すぎるのだと思い始めた。

 簡単だと思っていた頃が懐かしく思う今日この頃、あの時の思いは今は何処に行ってしまったのかと、そんな事を思う。
SANY3184.JPG 最近はハッとする古時計と巡り合っていないので、そんな風に思ってしまうかも知れないが、事実は事実だ。

 当初、全国の時計を集めてやると心に決め、今思っても元気な動きで走り回った事を、ついこの前の事と。

 現実はそんな思いとは逆に、探しても、探しても、見つからないばかりか、最近では行動力も衰えたか。
 全国の時計どころか、名古屋地域の時計すらまだ集まっていないのが現状、簡単だと思っていた名古屋の時計。
SANY5297.JPG 幾らでもあると信じていた名古屋の時計だが、集めれば集める毎に遠のく様に思え、これでは先が思いやられると感じ始めた。

 人が言う様に「珍品ばかり集めているからだ」とか、「珍しい形の時計を集めているからだ」とか言うが、決してそうではない。
 八角の普通の時計、それも名古屋で製造されたもの、只それだけの事と思っていた時計だが、やっぱり見つからない。
 気の合う古時計仲間と良くそんな話をしたことが、今になってしみじみと思う様に、何故集まらないのかと。
 SANY2434.JPG古時計は縁、縁がなければ集まらないと、そんな言葉を何度聞かされつつ、それでも追いかけて来たが、ここへ来て焦りが出始めたようだ。
 名古屋の時計すら集められないのではと、もう見つからないのではと、そんな挫折感の中、今日も探し続ける。
 今一台見つけてやろうと、まだまだ探せばあるはずと、そんな気が無くなってしまったら、この道はそこで終わりだと。
 やはり古時計の世界は広いもの、そして奥が深いもの、闇の中を探している様な、そんな世界であろうかと。












posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 古時計よもやま話
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