2015年12月06日

蛎殻町製造時計の詳細

    もっと知りたい



SANY5220.JPG
 古時計愛好家から蛎殻町製造の時計をもっと詳しく知りたいとのご質問、前にも何度か蛎殻町製造時計に付いては記事にした。
 その都度色々な質問があり、質問には簡単にお答えして来たが、もう少し詳しい写真が見せて欲しいとの事。
 やはり古時計愛好家にとって蛎殻町製造時計は別格、詳しく知りたいとの気持ちは十分に分かり、今回も写真を公開した。

 勿論普通の蛎殻町製造の時計の機械と、今回の機械とでは全くの別物、詳しく知りたいと言う気持ちは良く分かる。
 私もこの時計の機械をはじめ見た時に、その当時の時計の機械とは全く違ったものであり、珍しいと言うよりは感心させられた。
SANY5233.JPG
 当時の機械と全く別物だからだが、この機械を造り上げた時の職人の心意気なるものが、手に取るように見えて来るからだ。
 内国博覧会用に造り上げられた機械、当時の最先端の機械と言って良いものであり、ドイツの時計を思わせる頑丈な機械だ。
 特に大型の時計の為に特別に開発された機械である事は、この機械を見れば一目瞭然、普通であれば出来上がっていた機械を入れて出品してもおかしくない。
 またそれが当時としては当然であったと思われるが、あえて新たな機械を開発して出品した新居常七の意気込みが見えて来る。

 この機械は当時でも特殊、そして現代まで明治期の西洋時計にはないもの、この時計以外に私は見た事がないものだ。
SANY5258.JPG 同じ様な時計の機械が存在するならば是非ともみたいと思っているが、未だその機械に合っていないので、何時か見てみたいと。
 この機械それだけではなく、中三振の構造となっているから、尚更そんな気持ちになるのだが、それほど良い機械であると言う事。
 形はキン常と文字盤に書き込まれた時計が存在しているが、それは時打ちのない機械や、中三振とはなっていないものだ。
 形としては良く似たものが存在しているが、機械が全く違たものである事を認識して欲しいので、質問に応じて拡大写真を出した。
 もう一つは文字盤で、オリジナルの文字盤であり、程度もソコソコで残っている事もありがたい事で、当時の姿をそのまま伝えている。
 機械に刻まれた刻印は誇らしげにさえ見えて来るから不思議、新居常七の自信に満ちた姿が頭に浮かぶようである。
posted by kodokei at 22:26| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
はじめまして福岡の手島と申します。うちにも蛎殻町時計らしき古時計があります。日本東京蛎殻町製256の刻印があります。
Posted by 手島 健 at 2017年03月07日 20:45
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/169405337
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック