2016年03月12日

花ボタン

    時計の装飾品



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 西洋時計、明治期に海外から押し寄せて来たものの一つ、時代の流れを一気に変えたものの一つ、日本古来の不定時報を改めさせたもの。
 西洋時計は明治期、庶民の生活を一変させたものと言えようが、その実態はあまり評価されていない様である。

 新政府による改暦、西洋諸国と同じ立場に立つためと言われた改暦、世界標準の時間を取り入れた新政府、これにより江戸から明治がハッキリと切り変わった。
 つまり時間管理、時間に縛り付けられる時代が到来した事、その実効支配したのが時計であり、庶民の生活も変わった。

 西洋時計の普及に伴い、時間の観念がガラリと変わり、日の出日の入りの感覚はなくなり、時計に管理させられるようになるSANY0457.JPG
 規則正しい時間の管理、現在われわれが支配されている時間、その根源は改暦にあり、今日の時間をはじめに造り出した時計。
 この時計は西洋から齎されたものと言うが、それは間違いであり、江戸時代でも時計で管理されてはいたから、決して新しいとは言えないか。

 ただ言える事は夏冬の時間の違いはなくなり、24時間一定の速さで時が過ぎて行く事、均等に時間が進む事だ。
 江戸時代では考えられなかった時間、複雑な刻みを理解しなくても、冬夏の時間は同じ、つまり一定であるのが時間だ。

 勿論季節の変化は江戸時代と同じであり、違うのは一刻の時間が同じである点、夜昼24時間狂いもなく同じだ。SANY0449.JPG
 そしてこの事を実行したのがボンボン時計、この時計が無かったら明治はさほど進歩していなかったのではないだろうか。
 それを齎してのはやはり西洋時計であったよし、この時計がなければ維新は語れないもの、だからこそ西洋時計は面白いのだと思う。

 その西洋時計、一番シンプルで使いよくなった時計は、八角尾長の時計がその役割を果たしたもの、特にボンボン時計と言われるもの。
 ボンボン時計は西洋から齎されたものだが、日本人の職人さんはその時計に深く関わりを持っていたのだと思う。

 庶民には記憶に新しい八角型の西洋時計、その後も長きに愛され続けたボンボン時計、このボンボ時計装飾品として明治初期、日本人一人一人に浸透して行く。
 SANY0309.JPGそんなボンボン時計の装飾品、頼りなさそうであるが、控えめでそれぞれに名乗り出ているもの、それは取り付け金具である。

 そのボンボン時計、少しの金具の違いが表れているのも、八角尾長の時計であり、良く似たような取付金具を見るのも、西洋時計の縁。
 時計製造所により、時計の色々な飾り金具が存在している事、少しの違いで雰囲気も変化、小さな物でも時計の雰囲気を変えられる力がある。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 古時計よもやま話
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