2016年05月13日

ガラスの止め方

    種類はあるのか



SANY7386.JPG
 古時計のガラス、文字盤枠についているものとか、振り子室についているものとかのガラス、色々な種類はあるのか。
 古時計愛好家からこんな質問が、何時も見慣れた振り子室のガラス、あのひし形のガラス絵はみんな同じものではないのか。
 種類があると言われているが、私には同じ物としか思えないのだと言う事、そんな意見を持っておられる人も多いと聞く。

 確かに振り子室のガラス絵、特に八角型時計の振り子室のガラス、統一されたかのように同じようなガラス絵が嵌まっている。

SANY7434.JPG 一見同じように見えるが、実は全く違う絵のガラスが嵌まっているのだが、古時計のガラスは同じと思っている人には、見過ごしてしまいがち。

 今回の質問のようにみんな同じと思っていると人、今一度じっくりと見てほしいもの、実は全く違ったものも多いのだ。
 感覚的にはこんなガラス絵がついていると、頭で思っているから皆同じと感じるが、それは間違いである。
 多くの八角形の時計、その振り子室のガラス絵は各社によって違いがあり、会社ごとに並べてみると違いは歴然。
SANY7266.JPG
 良く似たものには違いはないが、比べればハッキリと違いが、それも二つ並べてみたら全くの別物。
 やはり比べてみないと、その違いに気が付かないものなので、是非疑問がわいたのなら、各社のガラス絵を比べてみたら。
 同じだとの先入観が邪魔するが、実際に目で確かめると認識できるはず、一度試してみたらよいと思う。
 そして、もう一つが文字盤のガラス枠の止め方、これも種類があるのかとの事、確かにこれも種類があるのだ。
 もちろん外国製のものと日本製のものとの違いもあるから、それらも一緒に見ると良く分かると思うが、やはり比べて見ることが一番。SANY7338.JPG

 実感の伴わないものは頭に入り難いが、目で見たものは自然と頭に入り、認識を新たにすることになると思う。
 外国製の止め方は石膏で固めたものもあり、古いものに多く使用されているから、注意してみるとよい、そして日本のものは薄い木の板で全体に止めてあるもの。
 その他は小さな木片で、所々に止めてあるものなど、これも違いがあるから、ひとつづつ比較して見ること。
 ガラス絵と同じで、古時計は色々な製造方法があり、各社によって違いもあり、それを見るのも一つの鑑賞法であると思う。
 疑問がわいたのなら、自分の目で確かめることが一番の早道と思う、是非実行してほしいものだ。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 古時計よもやま話
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