2016年05月26日

見つけて来た

    何時もの男登場


 
DSCN0800.JPG
 お騒がせ男、しばらく顔を見せないと思ったら、突如としてあらわれ、マタマタ何やら変な包みを持っているが。
 この男が持って来る物はろくなものが無いと分かっているが、もしやと思う事も少しはあるから、むげには追い返せない。
 この前、和時計が動かないと言って持って来たが、それ以来影を潜めていたから、此方も静かで良いと思っていた矢先。
 兎に角この男は突如として来るから、無防備な所を狙いすませたようにやって来て、その上、難題を持ち込むのだ。

 今までに何度振り回された事かと、そしてこの男が来ると騒々しい事、声が大きくて、態度がデカイのだから。
DSCN0799.JPG 普通はあれだけ難題を持ち込んだら、少しは反省していると思うが、この男に限ってそんな事は微塵もない。
 むしろ何処が悪いのかと言いたげな態度、全くと言って効き目がないのだから呆れるが、今日もまた何が起こるやら。

 「前にお前がドイツの古い鳩時計を欲しがっていたから」と、今日は持って来てやったのだと言う、しかし其処が問題。
 この男の機械オンチは天才肌、兎に角分からないくせに機械物を扱う、普通は苦手なものは避けて通るはずである。
 しかしこの男、逆に機械物を好んで扱うように見え、私にとっては迷惑な話であるが、これも何かの縁と諦めているのだが。
 持参したのは鳩時計、ドイツで言う郭公時計、余り古い物ではなく、何だか壊れているものに見え、鳩が出て来る扉もとれている。
DSCN0802.JPG
 時計が分からないのに、その上古い物だと思っているらしく、お前が欲しい時計だろうと言うのだが、そく見てガッカリするもの、何処が良いのか。
 裏蓋を取り外して見れば、鳴き声を発する鞴が破れているし、部品も足りないもの、マタマタ変なものを持って来たのだ。
 別にこれ位の鳩時計であれば、探せば幾らでもあるものだが、彼はその様に思っていないらしく、「何でこんな壊れたものを持ち込むのか」と聞く。
 すると、「お前なら簡単に直すから大丈夫」としゃあしゃあと言ってのけ、「持って来てやったから有り難いと思え」と言うのだから、こちらが呆れてしまう。
 この程度になると鳩時計は手間が掛かって、その上、直したとしても価値のない時計、楽しんで直すものなら良いのだが、迷惑な話である。DSCN0801.JPG
 よくよく見れば指針も折れて無くなっているのだから、直しがいの無い時計、それなのにまったく分かっていない様子だ。











posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 古時計よもやま話
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