2016年08月18日

鳩のふいご

    鳩時計の鳴き声

 

DSCN0410.JPG 古時計の種類も色々なものがあり、それぞれに好まれる機種があるが、全般的に好まれるのが鳩時計、この時計は皆好きなようである。
 フクロウ時計、郭公時計等動きのある時計は人気が高くて、その殆どが鳴き声を上げる事、梟時計にしても鳩時計にしても。
 古時計愛好家はこのような動きのある時計を好み、多くの人が一台は所有していると思う、それが鳩時計である。
 鳩時計の特徴は何といっても鳩の鳴く事、扉を開けて鳩が時を告げる、仕掛けはそんなに複雑なものではない。

 カラクリ時計の一種であるが、カラクリと言っても簡単な仕組みの時計、値段もソコソコであり蒐集するのにはうってつけの時計だ。
FSCN0110.JPG 値段も手ごろで数もあり、そんなに難しい時計ではないので、直ぐに手に入れられ、インテリアとしても人気である。
 勿論時計であるから時間も正確に動くが、それよりも求められるのは鳩の動きと声、時を告げる声が喜ばれるのだ。
 鳩時計が嫌いな人は、この声が嫌いだと言う、好き好きであるがやはり鳴き声が嫌いと言う事、そこに違いがあると思う。
 確かにに毎回時を告げるのに鳴き声がうるさいと言う人も居る、これは好き嫌いの判断が違う事にあり、「うるさい」と思うか、「可愛い」と思うかである。
 好き嫌いとは、ほんの少しの事で分かれるものであると思うが、良し悪しは人の判断、とやかく言う事ではないのだ。
FSCN0097.JPG
 その鳩時計の鳴き声、簡単な仕組みのふいごから出るのが声、このふいごは左右二つあり、低音と高音に分かれているのだ。
 あのポッポと言う鳴き声、低音と高音でないと出ない声、実にシンプルであるが、これが意外と難しい仕組みである。
 筒の上にふいごが付き、その下に笛が付くが、ふいごが上下する事により下の笛に空気を送り込む、それにより音が出る仕組みだ。
 非所に簡単に仕組みだが、少し角度が違うと声が出ない事も、簡単がゆえに難しさもあり、そこが鳩の欠点でもある。
 もう一つがふいごの紙が破けて、声が出ない事だが、この紙の張替も面倒な作業、紙に折り方があり、これを上手く折らないと音が出ない。
FSCN0096.JPG これまた簡単な作業であるが、折るのは大変難しく、作法通りにやらないと上手く声を出さいので、これも面倒な事だと思う。
 古い物は木で出来ているが、新しいものはプラスチックで出来ているから、この部品を見れば新しいか、古いかも分かる事になる。
 上は古いふいごで、下は新しいふいご、見た目には同じように見えるが、木製とプラスチックの違いである。





posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 古時計よもやま話
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/175419131
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック