2016年07月09日

自由に見て

    若い会員さん



SANY0736.JPG 古時計保存協会の会員さん、年配の人が多い事は確か、その中で若い女性や男の子も多い、こちらがビックリするような人も。
 勿論ネット会員であるから、顔を見た事のない人も多く、ネットでのやり取りでもあるのだが、やっぱり若いと分かる時も。
 それはクォーツの様な時間は正確ですかと、こんな質問をする人も多いが、やはりクォーツと比較しているのだ。
 年配者はクォーツとは比較しないのが普通、それと比較するのは若い人、古時計に制度を求めるのも若い人。
 時計は正確であると思っているからだが、むろん古時計にも精度はあるが、今の時計のような精度ではなく、機械式であるからそれは無理。
 SANY3146.JPGゼンマイ仕掛けの古時計は、動力がゼンマイであり、精度となるとクォーツには負けてしまうが、それが古時計でもある。
 しかし現代人は精度を求めるので、それに答えようとしても無理である事も知って貰う必要がある。
 そなん訳で事あるごとにゼンマイ仕掛けの古時計の仕組みを説明しており、見学者も興味は持ってくれている。
 その中に若い会員さんの水谷君、まだ高校一年生だそうだが、和時計に興味を持っているらしくて、毎回展示会には顔を出している。
 三重県から来るので何時も家族と一緒に来るが、会場には水谷君一人残り、和時計と首っ引き、こちらが驚くほど興味があるらしい。
 SANY4339.JPGはじめて彼が現れたのは中学生の頃、熱心に古時計を見ているので、「古時計に興味があるの」と聞いてみた。
 すると彼は「和時計に興味があり、造りたい」と言うので、こちらがビックリして「何で造りたいのか」と聞いてみた。
 彼は和時計を造りたくて、木の板で和時計の歯車を造っていると言うので、再びビックリした事を覚えている。
 若い人が興味を覚えるのは良い事だが、和時計を造りたいとはビックリ、彼の熱意が伝わって来たのだ。
 それ以来彼には展示したある和時計を自由に分解して良いと告げ、会場に来るたびに自分で和時計を分解している。
 SANY4940.JPG今回は二丁天賦の和時計を分解して組み立てて見ろと指示、私がバラバラな状態にして彼に組みたてさせた。
 10時半に来場してから、彼が会場を去ったのが5時、その間必死で何度となく組み立てては動かず、また分解していた。
 私に組み立てたと告げて、差し出したが動かないのでやり直しと指示、その繰り返しを帰まで続けていた。
 好きな事に夢中になるのは良い事だが、実に彼は真面目で真剣、こちらもその熱意にこたえようと自由にさせている。
 それにしても彼の熱意は本物、和時計に対する熱意はただものでは無いので、これからも彼の応援をして行きたいと思っているのだ。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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