2019年08月24日

万年筆4

    エボナイトとセルロイド

 古い万年筆はエボナイトと呼ばれるもので造られているが、これは今のプラスチックの様に柔らかくないのだ。DSCN1671.JPG
 加工はし易いと言う事であるが、ショックに弱く落としたりするとヒビが入ってしまい、プラスチックの様に丈夫ではない。
 私もよくやったのがインクを入れる時に、万年筆の本体を回転させて外すことになるが、これが危険であった。
 あまり強くひねり過ぎるとヒビが入ってしまう事もあり、気を付けなければイケない作業だ。
 本体を回転させようと逆方向に回転させるのだが、両手で万年筆の本体を持ち回転させる時に、並行に回転させないといけない。
 力を入れ過ぎると平行にならず、本体の付け根を折ってしまう事もあり、注意が必要、よくインクが固まってしまい、この回転作業が出来ない事も、そんな時に良く折ってしまう事になる
 エボナイトはショックに弱い素材、無理にひねってひびが入ることに、これも良くある出来事、エボナイトで出来た万年筆を使った事のある人は、一度はこんなDSCN1669.JPG経験をしたと思うが。
 そしてもう一つがセルロイドで出来た万年筆、これも気を付けなければならないのは熱である。
 セルロイドは熱に弱い素材であり、燃えやすい素材でもあるので、その為に火に近づけない事、変形してしまうのだ。
 太陽の熱にも弱いので、夏などに日の当たる処に置いておくと、瞬く間に変形してしまう事に、窓辺に置き忘れていると、気がついて時にはすでに遅くて、曲がったり、へこんだりしているのだ。
 セルロイドも加工はし易い素材だと言うが、その代わりに熱に弱いと言う欠点があるのだ、これも使う時には注意しないといけない、只セルロイドで造られた万年筆は色々な柄が存在しており、それを楽しむには一番良いと思う。
DSCN1672.JPG 万年筆を集めている人の中には、そんなカラフルな図柄が気に入っているから、セルロイドの万年筆を集めるのだと言う、私もその一人で、多くは持っていないが、セルロイドの万年筆も持っており、その柄が面白いと思っているのだ。
 写真のエボナイトの万年筆とセルロイドの万年筆、それぞれに良い所があるので甲乙付け難いと思っている。
 勿論使うために集めている訳ではないので、余りペン先には注意して見る事もなく、果たして完全に書けるものなのかは不明である。
 それぞれの目的で古い万年筆を集めている人達、毎日使うために古い物が良いと言う人、我々みたいに懐かしく、それでいて楽しいと思う人、目的が違えども、万年筆に対する気持ちは変わらないと、そんな人達が集めていると思う。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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