2017年01月13日

思い出の品10

    これを見るとあの時の事が


SANY7200.JPG
 昨年5月に陸奥行脚を行ったが、弘前には行けなかったので今でも心残りであり、行けば良かったと後悔している。
 弘前だけなら青森まで飛行機で行き、簡単に行けると思うが、今回は以前辿った道を追っかけ、それを巡る旅であったから。
 盛岡までは行ったが、その先が行けなかったので残念、盛岡からそんなに遠くはなかったが、往復となるとちょっと話が違う。
 折角行くのならあちらこちら行きたい、だからそれでは難しいと諦め、盛岡から引き返してしまった。
 帰って来てから、やっぱり無理しても行けば良かったと、そんな気持ちになってしまい、後悔しているのだ。
 この弘前には多くの思い出があり、若い時より何度となく通った所、特に「南部炉端、鍵の花」は常連であった。
 南部炉端は地元の友人が連れて行ってくれた処、一遍で気に入った処、そんなに大きくない店であったが。
 そこで友人と地元料理に舌鼓を打ち、酒をたらふく飲んだ思い出のSANY7222.JPG処、雰囲気は抜群に良かったもので非常に気に入った。
 しかし10年前に弘前に行き、「鍵の花」を探したが見つからなく、近くで聞いてみたが閉店してしまったとの事。
 これには友人とガッカリ、此処を目当てに弘前まで来たのにと、当時はガッカリしてそのままホテルに帰ったしまった。
 あそこが無ければ何のために来たのかと、2人でホテルの食堂でブツブツ言いながら食事をした事を思い出す。
 そんな鍵の花の思いでは縁起担ぎでもあったので、これが無くなったと言う事は縁起が良くない証拠、そんな風に2人とらえたのだ。
 事実、この後再びホテルを出て、ラーメンを食べに行くが、お目当てのラーメン屋が分からないのだ、確か鍵の花からそんなに遠くない所にあったはず、しかし見つからない。
 2人とも店の名前を憶えていない為、人に聞く訳にもゆかず、それらしき所をあちこちと探すが見つからない。
 確か四つ角にあったはず、それもそんなに大きくない店で、前が広くなっていたと思う、そんな店を探したが見つからなかった。
 弘前まで来て、鍵の花は無く、ラーメン屋も見当たらない、何のためSANY7216.JPGに来たのか、更に2人のイライラは大きくなるばかりであった。
 結局弘前でのその夜は炉端での食事はおろか、ラーメンまで食いはぐれてさんざんであったが、翌日久し振りに友人に電話して合う事に、やはり弘前まで来たのだから。
 友人に話を聞けば、2つの店とも閉店してしまい今はないとの事、だからあれだけ探しても見つからないのだと。
 そんな2人を友人は気の毒に思ったのであろう、炉端のある店に連れて行ったくれ、そこは鍵の花と良く似た雰囲気の店であった。
 昼間から酒を飲むわけには行かず、炉端料理で腹を満たすつもりが、結果は3人とも酒が入り、良い気分で店を出た。
 その帰りに行きつけの骨董屋に立ち寄り、思いがけない時計を見つけて、今までの気分が吹っ飛んでしまったようだ。
 これを見るとやっぱり弘前に行って良かったと、そんな思いで深い古時計で、弘前は縁起の良い所であったと思う。



posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 古時計よもやま話
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/177805638
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック