2019年09月28日

持ち込まれた

    招き猫
 
DSCN1916.JPG 瀬戸で製造された招き猫、愛好者から絶大なる指示を受け、引っ張りだこ現状、特に磁器で製造されたもの、市場に出れば直ぐに売れてしまい、中々手に入らないと嘆く愛好家も多いと聞く、更に形の大きなものは数が少ないと聞く。
 他の産地も磁器の招き猫を造っているが、瀬戸製の招き猫はその中でも人気が高いもの、その魅力は何処にあるのか。
 瀬戸で製造された招き猫、それも磁器で製造されたもの、古いものでは幕末のものがあり、形は小さな素朴なもの、大きさは7センチ位のもの、白黒とシンプルであり、アクセントとして赤い首輪をしているのだ。
 顔はキツネみたいなもので、今の招き猫とは少し違ったもの、磁器もあまり良いものでは無いが、数は極端に少なく明治末から大正期に同じような招き猫が造られたが、磁器の質は全く違うので、良く見れば分かると思う。
 古い磁器製の招き猫は透明度がいまいち、磁器の質が良くないから濁ったような感じ、それに引き換え大正期のものは磁器の質が良いもの。
 見比べてみればその違いが良く分かると思うが、それには多くをDSCN1918.JPG見る事が重要、何でもそうだが数を見る事によって分かって来る。
 やはり数を見る事が一番、そして比較して見る事、何処がどの様に違うのかを、それを頭に入れる事が一番良い。
 今回の招き猫、知人が持ち込んで来たもの、新しいものであると言われて買い込んだと言うが、本人は古いものと思っている。

 現在でも磁器製の招き猫を製造している所もあり、復刻版として売りに出されているから、形は昔のままである。
 良く間違って買い込んで来る人も居るが、新しいものと古いものとを見極める事も大切な事だと思う。
 何故ならば古い物は高値で売買されており、新しいものは形が同じでも、リサイクル商品としての評価である。
 つまり値段は安いもの、場所によっては新品の五分の一以下、もし新しいものを古いと思って買い込んだとしたら大損。
 招き猫愛好家なら、そんな事はしないと思うが、今回もの込まれたものは新しいものとして売られたもの。DSCN1917.JPG
 本人も新しいものと思って買い込んだもの、だから値段も安く売られていたと言う、しかしひょっとして古いものかもと持って来たと言う。
 この招き猫、そんなに古いものでは無いが新品の招き猫ではなく、ソコソコ時代のあるものである。
 招き猫の前垂れの絵付けは、少し古い時代の付け方、明治期のものとは違うが、現代のものとも違うもの。
 値段が安ければ良い、新品のものでは無いから、新品を買うよりも安くて良いものであり、買い得であったと思う。
 本人はそれを聞いて喜んでいたが、柳の下にドジョウは二匹もいない事を肝に銘じないと、落とし穴にはまるからと諭じておいた。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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