2019年04月19日

やはり高級品

    流行の万年筆

  何故かしら万年筆の人気が高い様で、愛好家からは絶大な支持を受けているらしい、私も万DSCN1676.JPG年筆は懐かしいもの。
 勿論少しは使っていたが苦手であったようで、特にペン先が割れてしまい、力を入れすぎだと言われた。
 そのせいかいつもペンを交換、お金がかかってしまい万年筆を使うのを止めてしまったが、自分のせいでもある。
 軽く書けばそんな事にはならないと言われたが、やっぱり慣れないものを持つとついつい力が入って壊してしまうのだ。
 要するに向かないようで、ボールペンの方が使いやすく、壊れにくいのでそちら主流になってしまい、万年筆はお蔵入り、万年筆とボールペン、当然書き方に違いがあり、ペンならではの書き心地があると言うが、私みたいな者には分からない。
 分からないと言うよりも、使えないから分からないと、そんな事を思うが万年筆を使い慣れている人には書き易く、よく小説家が万年筆についてうんちくを述べていた事を思い出すが、確かに小説家と万年筆は仲良しのようだ。
 万年筆と言えば小説家を思い浮かべたものだが、確かに良く似あうものであると思う、如何にもありなんと、そんな万年筆だが、最近では高級志向と言う、勿論エボナイトで製造されてもの、昔も高級品はエボナイト。

 高級品と言うよりも、エボナイトで造られていたと言うのが正しい、その後セルロイドと二分することに、普及品のセルロイドに対して高級品はエボナイト、住み分けがハッキリしていた様で、買う人も違っていたと言う事。DSCN1669.JPG
 学生さんたちはセルロイドの万年筆、会社員はエボナイトの万年筆、そんな住み分けもあったようだ。
 そんな中、それよりも高級志向が並木が造り出した蒔絵の万年筆、蒔絵職人の手によるものだ。
 エボナイトで本体が製造されたものに漆をかけ、その上から蒔絵を施した高級品で、当時話題を投じた万年筆だ。
 写真の万年筆、黒漆の下から金蒔絵が施された模様が見え、落ち着いたものであるが、非常に豪華な万年筆である。
 派手な模様ではなく、落ち着いたものに仕上げる事により、本来の万年筆としての主体を持たせたもの。
 控えめに施したものだが、実は手の込んだものであり、時間をかけて作られたものであると言われ、その反対に見た目に豪華にしたものがあり、見るからに派手な図柄で、金蒔絵が鮮やかな万年筆である。
 どちらも好みの違いであるが、派手で豪華な万年筆か、それとも落ち着きのある万年筆か、やはりそれは好き好き、当時の並木が使う人に合わせて製造したと思えるもの、如何にも本物志向を目指した並木ならではの万年筆である。

posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/178047375
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック