2017年01月24日

古時計の振り子

    何だか変


 
 DSCN2004.JPG知人が私のもとに見て欲しいと古時計を持参、訳を聞くと「古時計を買い込んだが何だか変」と感じたからと言う。
 何処が変だか分からないからと、仕方なく彼が持参した古時計を見る事に、「何処で買ったのか」と聞けば、知人「蚤の市」と答える。
 この知人、最近古時計に目覚めたらしくちょくちょくと買い込んでいるらしく、その都度私のもとに持って来るのだ。
 何故古時計に目覚めたのかと言えば、家を改築してから、自分の部屋にインテリアとして古時計を買い込んだのが切っ掛けだと言う。
 自分の好きな時計をと思って時計屋に行ったが、欲しい時計が無かったので諦めて帰って来たらしい。
 その後、蚤の市で程度の良い四つ丸ダルマを見つけ、それが気に入り買い込んで家に持ち帰ってきたとの事。DSCN2011.JPG
 店主は時間もぴったり合う時計で買い時だと言うので、値段を聞いてみたら自分の予算内であったとの事。
 新しい時計を買う予定の予算が図らずも古時計に変わってしまったが、本人は四つ丸ダルマが気に入り、自分の部屋にピッタリだと思ったらしい。
 何より程度が良くて、改装した部屋にもあい、その古時計を眺めていると気が落ち着く感じだと言うのだ。
 本人はとても良い買い物をしたと思っていたが、後日あるアンティークショップに立ち寄った際、同じ古時計を見たとの事。
 しかし、その時に変な感じであったと言うが、何処が変だか分からなかったので、家に帰って自分の古時計を見てみた。DSCN2006.JPG
 すると振り子が違う事に気が付き、自分の振り子はダダの丸いものであるが、見て来たものは少し違っていたと言うのだ。
 何で違うものが付いているのか不思議には思ったが、会社が違うから振り子も違うものだと思ったらしい。
 勿論、買う時店主が言っていたように時間は合うから、その点は安心しているとも言うが、それでも何だかスッキリとしないのだと言う。
 私に何でだと聞くので、「あんたの買い込んだ時計、振り子が違うものだ」と告げれば、そんな馬鹿な「時間がぴったりと合うのに違うものか」と半信半疑。
 普通四つ丸ダルマの振り子は丸いモノの上に葉っぱの付いた振り子が当たり前、例外もあるが単なる丸いものでは無いと教える。
 「結局俺は知らないから、オリジナルのものでは無いものを買わされたのか」と不機嫌になっている。
 仕方なく彼の古時計を取り、文字盤をあけて振り竿を交換、そして手持ちの葉っぱの付いた振り子を付けてやった。
 本人も「これがオリジナルのものか」と機嫌を直し、改めて古時計をモット知ろうと思ったらしい。
 ちょっとの事であるが、その時は気が付かない事も、値段が安いからと言って慌てて買い込まない事だと教える。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 古時計よもやま話
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