2017年11月04日

面倒だが

   金属疲労

 
 SANY1601.JPG古時計を扱っていると色々なアクシデントに出くわすが、一番危険なものはゼンマイ切れであると思う。
 古時計は年数が経っているから何時、何処で故障が起きるか予測不能、何時でも起きる可能性はある。
 古いものだから、当然と言ってしまえば身も蓋もないが、起こるべきして起こるものである。

 特にゼンマイ切れは厄介な事の最右翼、故障の中でも一番厄介、何故かと言えば故障の状態が悪い事になる。
 最悪の状態は歯車が欠けたり、折れたりすることだが、只切れただけなら良いが、たいていの場合は他にも影響する。
 その一番悪いのが歯車に破損がきたした場合、最悪は機械が修理不能となる事も、そんな事も起こりうるのがゼンマイ切れ。
SANY1605.JPG
 ゼンマイは使っていないと早く弱ってしまうものだと言う、錆が来たり、巻いたままだとバネも弱り、故障の原因となるからだ。
 使えば金属疲労も当然発生すると思われ、時計は良く使った方が良いとも、使わない方がデスクが高いらしい。
 そのゼンマイ、よく切れるのはネジを巻いている途中で起こる事に、錆が原因の一番だと言われる。

 良く指摘されるのが余り油を付けない方が良いと、油を付けすぎると油が老化してかたまり結果的に故障の原因となる事があるから。
 しかし付けないと錆の原因となる事もあり、そこそこ付けなければいけないが、やり過ぎは良くない。
 今回のゼンマイ切れは油は付けてあるが、やはり錆が原因の金属疲労、久し振りに分解してみる事にした。SANY1600.JPG
 最近では分解する事もなく、修理屋さん任せ、めっりと目が衰えたせいで、やろうとする気が起きないから。
 しかし今回は自分でやってみようと分解、最初にゼンマイを針金で固定しないといけないから、固定作業をし分解。
 結果は軸もとからゼンマイが切れており、それだけなら良いが、案の定歯車がつぶされていたのである。
 ゼンマイが切れ、逆回転をしたときに歯車を痛めてしまったようで、おお事になってしまった。ゼンマイは繋げばよいが歯車はそうはいかない。
 修理するのに相当お金がかかり、ここはどうするのか思案のしどころ、他の機械を探した方が安くて速いかも知れない。SANY1596.JPG

 よくある事だが結果的に修理するよりは、他の同じ機械を探した方が安かったことも間々あり、また時間も早く済む。
 以前は自分でゼンマイ切れ等は修理したもの、時間も何度となくやっていれば、そんなにかからない。
 組み立てに面倒なだけ、最近では面倒な事はやりたくない、しかし背に腹は代えられない時も、昔を思い出して修理する事もある。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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