2017年10月09日

信州古時計行脚4

   やっぱりあった

 
 SANY4013.JPG少し遠回りはしたけれど無事善光寺の門前の親父の店に到着、早速中に入れば目の前に古時計発見。
 珍しい古時計ではないが、何故か安心するのは何故、良い古時計に巡り合っていないと、普通の古時計でもとても良いものに見えて来るから不思議、ごみだめの鶴の如く見える。
 それもこれも今日は当てが外れているから、心理状態が不安定、そんな時には良いものに見えてしまうのだと思う。
 親父が現われ、「何だあんた達か」と無愛想な顔、何時もの事だがぶっきらぼうの応対であるが、これが逆にSANY3989.JPG愛想よくされれば気持ちが悪い。

 しかし、ここでは欲しそうな顔は禁物、それをすれば親父の思うつぼ、高い買い物をする羽目になるからだ。
 親父は我々が柱に掛かっている古時計を見つけている事は承知しているから、こちらの動きを見ているのだ。

 前回も石原町の古時計を買うのに散々苦労したので、この親父は警戒しなければ、しかしそれがまた楽しいのだが。
 古時計などは駆け引きをしなくて、すんなりと手に入れば面白くもなんともないものなのだ。
 特にこの親父のような人とはDSCN1295.JPG、その駆け引きを楽しむのも楽しみの一つ、ゲームみたいなものである。
 勿論相手もそのつもりで応対しており、それがお互いに出来なければ、やはり面白みに欠けるのだと思う。

 柱に掛かっている古時計はイングラハムの金達磨、ごく普通の古時計だが、そこはゲームを楽しまなければ。
 店の中をぐるりと見渡し、「何にもないから又来るわ」と親父に告げれば、親父「そこに掛けてあるのが目に入らないか」と水を向けて来る。
 すかさず「何処に古時計があるのか」と惚けて見せると、親父「またまた惚けて、あんたにはかなわんわ」と。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 古時計奮闘記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/181151153
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック