2017年10月28日

信濃古時計行脚10

   久し振りに

 
SANY3972.JPG 小諸城は懐かしい場所でもあるのだが、そこは城跡ではなく蕎麦屋、門を入ってすぐの蕎麦屋がそこだ。
 この蕎麦屋は若い頃、幾つもの古時計を手に入れた所、初めてこの蕎麦屋で古時計を見つけた。
 当時は店に入って右手の壁には何台かの古時計が掛けてあり、話を聞けば店主曰く「ここ等辺りの旧家で見つけて来たもの」と言っていた。
 まだまだ沢山の古時計がここ等辺りは存在すると言うのだ、そしてほとんどが貰ったものだとも言う。
 そんな古時計が気に入り、店主に何度か交渉して無理言って何台も譲って貰ったのが、現在の古時計蒐集する起爆剤となった事は確か。SANY3961.JPG
 親父さんは「あんたが余りしつこいので熱意に負けたが、貰ったものなので本当は譲りたくなかった」とも言ったことが今でも頭に残っている。

 久し振りに訪れてみると、店には古時計は一台もなく、店主も代変わりしており若かった。
 壁には寅さんの写真が一杯で、昔の面影はないが店の佇まいは昔のまま、やっぱり懐かしい場所、若い頃がよみがえってくる。
 蕎麦を食べながら、あの当時の事を思い出し、あらためて壁を見ればこちらを寅さんの写真が見ているので、何だか恥ずかしい思いだ。
 そんな事で蕎麦を食べ、思い出の小SANY3935.JPG諸城址を散策、頭の中は若い頃見た景色のまま、久し振りに藤村の千曲川スケッチの碑を見る。
 何だか昔の受験勉強を思い出し、この詩を暗記したことを思い出すが、今でも完全に覚えているのもおもしろい。

 懐古園を後にして市内の行き付けの店を何軒か回るが、これと言った古時計は見つからない。
 縁起の良い土地であり、何かないものかと探し回ったが結果はゼロに終わり、さてどこに向かうのか2人で思案する。
 結局北国街道沿いの店に行き、ジックリと最後の探索をすることにしてそちらに向かう、しかし現地は駐車場がなく、徒歩で行く事にした。
 歩いてもそんなに遠くはないのだが暑い、今年は何でこんなに暑いのか、汗を流しながら最後の店回りだ。






posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 古時計奮闘記
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