2020年02月14日

見ただけで

   懐かしい
SANY0191.JPG
 年に何回か部屋の大掃除をさせられ、自分の部屋だけでもと掃除を始めるが、中々先に進まない。
 兎に角自分の部屋は荷物が多過ぎて、自分でも何処に何があるのか知らない位、だから掃除しているとツイツイ手が出てしまい、掃除が先に進まない。
 手が出るのは片付けようと荷物を手にするが、その荷物が気になって蓋を開け中身を見る事に、すると懐かしい荷物が目に入る事になる。
 今まで仕舞い込んであるから別に気にもしないが、それを見つければ当然記憶が浮かび上がって来て、掃除どころではなくなり、ツイツイ記憶を辿る事になる。
 それが色々なものであり、マッチ一つも記憶がよみがえり、懐かしさと当時の事が思い出され、手に取ってジックリと見直す事に。
 マッチ一つ手に取り、これが何時頃のものなのか途端に思い出し、その時の光景が頭の中に浮かび上がる事になるからだ。

 写真のマッチ、飛騨高山の長瀬旅館のもの、今はSANY0179.JPGもう営業していない高山でも老舗の旅館であったが、残念な事に廃業してしまった。
 市内の上三之町の一本裏の通りに黒塀に囲まれた落ち着いた旅館、今も現存している建物を見ると懐かしさが込み上げてくる。
 このマッチが気に入り、女将にお願いして10個も貰い、ボストンバックに詰めた思い出が、高山祭の獅子頭が版画で彫られ、独特な色使いで彩色されたマッチ、このマッチを見ると長瀬旅館の料理が思い出され、酒が進んだことを昨日の様に浮かんでくる。
 たかがマッチと言うけれど、私にとってはマッチは思い出の印、そのマッチを見るたびに当時が浮かんでくる導火線のようなもの。
 単なる火を付けるものではなく、その旅館の宣伝物でもあり、存在感を示す一つの道具であると私は認識しているのだ。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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