2019年12月30日

本来のガラス絵

   泥絵
SANY9229.JPG
 ガラスに描いたものをガラス絵と言う、本来のガラス絵は泥絵の具で絵を描いてものだが、カラスに写真を張り付けてもガラス絵と称していた。
 元々はガラスは高価なもので、その上に絵を描くなど到底認めるものではなかったが、幕末の頃よりヨーロッパから安価なガラスが輸入されるようになる。
 元来ガラスは貴重品であったものが、大量生産が可能となり、価格も安くなったので他に扱いもされるようになる。
 それ以前はギヤマンと呼ばれており、高価なものとして扱われてきたから、それに絵を描くなどとんでもない事であったようだ。
 価格が下がり手に入るようになったので珍しさもあって、ガラス絵が流行することになるが、一般庶民にはそれでも高価であった。
SANY2850.JPG

 幕末から明治にかけて、このガラス絵が流行するのにつれ、色々なものに使われるようになって行くことになる。
 ガラス絵の付いた小物入れが販売され、庶民の間で流行し、珍らしいものとして受け入れられ、多くのガラス絵がつくられるようになる。
 一般にはギヤマンからガラスに、ギヤマン派高そうに思えるがガラスは安そう、感覚的に新しいものと受け取られ、庶民の間に入り込んで行き、流行となったことも安価な証拠、憧れが現実のものとなった瞬間でもあると思う。
 時計にもそんなガラス絵が施され、人気を博することに、そこにも職人の技術と生き残りを図った作業ともいえる事、新たな仕事を見つけた事に。
 新時代になり新たな事業を与えられた様なもの、庶民の間に広がる事で、自分の仕事の継続が出来、一石二鳥とも言える出来事でもあった。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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