2020年06月22日

振り子の形

   木製のふりこSANY2378.JPG
 時計に付きものの振り子、柱時計にせよ、置時計にせよ、機械式の古い形の時計は振り子式、様々な振り子が付いている。
 時計の個性により特殊な振り子を付けている古時計があり、製造者の主張を表しているものと思え、大量製造された時計と違い、製造者の意思がはっきりと表れている古時計には特殊な振り子が付く事が多い。
 振り子の種類も様々なら、素材の種類もまた様々、通例の振り子は殆どが金属製の振り子、特殊な時計ほど素材に凝っているのも存在している。
 それは時計本体が何で製造されているかによっても分かれ、金属製なのか、木製なのか、陶器製なのか、それとも別の素材なのかによっても分かれる。

 振り子一つとっても、様々な主張が伺えて、古時計愛SANY2389.JPG好家ならねそれを見るのも楽しいもので、作者の意思をどう受け止めるのか、それも古時計愛好家の力量に掛かっているとも言えるもの、作者の意図を感じ取るのもやはり力量と言って良いと、特に変形スタイルの古時計には多くの特殊振り子が付いているから、振り子一つでも見逃さない様にしたい。
 時計全体のイメージを崩さない様にするのも腕の見せ所と言って良いもので、余り奇抜な振り子を付けると、その時計が死んでしまう事にもなりかねない。
 幾ら奇抜な振り子を考えても、統一性のない振り子は、宙に浮いてしまい、折角のデザインが台無しになる事も、そこそこの奇抜さを如何に発揮されるのも、製作者の腕、それにコストも当然考えないと製造者としては失格と言えよう。
 それ位振り子の形一つとっても、全体のバランスを考えないといけないし、その時計が売れなければ意味のないものとなってしまうからだ。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | アンティーク
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