2020年08月04日

明治のカタログ

   吉沼又右衛門SANY1939.JPG
 明治期の時計のカタログは中々手に入らない代物、見つけたとしても値段が高くて中々手が出せないもので、その値段に驚くのだ。
 カタログ自体はそんなに分厚いものではなく、薄いものしか存在しなくて、やはり貴重品と言える代物。
 当時はすでに多くのカタログが出ていたと思うが、現存しているカタログは極めて少なく、特に明治初期のものは貴重品、珍しいものだと言う。
 私も現実に古書市などで探しているが中々見つけられず、見つけたとしても古いものはなく、大正時代のもの、明治となると極端に少ない。
 人気の精工舎のカタログ、明治20年代のカタログは極端に少なく、あればあったで値段も高く、その上引っ張りだこの人気、とても手が出ない。
 不思議なもので精工舎以外のカタログはそんなに人気が無いからおかしい、何故人気が無いのか分からないが、明治期の時計史を見る上では貴重だ。

 この吉沼時計のカタログは当時の情況を知る上SANY1955.JPGでも貴重なもの、これを手に入れた時も値段の高さにビックリしたが、中身を見て買う気になり、買い込んだものだ。
 当時の状況が分かって良いもの、特に店内を写した写真は特に貴重なもので、現存していない時計が写っているものもあるのだから。
 その上当時と現在現存している時計の比較ができ、どれがオリジナルのものなのか、ハッキリする事にもなるから、やはり当時のカタログは貴重品である。
 時計だけではなく、今ではアンティークとして扱われている品々も写真に写り込んでおり、それらを見るのも楽しいものだ。
 明治時代のカタログはやはり時計史を見る上で、色々な事が立証できることもあり、数多く集めたいが如何せん値段が高い。

posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 古時計よもやま話
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