2020年08月18日

何だ之

   根 付DSCN2127.JPG
 友人が飾り棚に置いてあった物を持ってきて、「これなんだ」と言うのだが、何処から持って来たのか聞き直す。
 友人が持って来たものは根付であるが、そんな小さなものを良く見つけてくるものだと感心するが、本人は何だか分からない様子。
彼はこの様なものは知らない人、骨董の部類でも全く違った分野、知らないで当たり前だと思うが、それにしても良く見つけるもの、もちろん友人は我が家に出入りして古い部類の者、今更何でと思いつつ、それにしても飾り棚から持って来るものだと感心する。
 持って来たものは根付であるが、普通のものとは少し違うもの、和時計の文字盤を模ってものだから、不思議に思ったと思う、そもそも文字盤だと思っていない様子。
 よく見ないと文字盤だと気付かないもので、木製の木地にはめ込まれており、銀製の文字盤、当時としても珍しいものだ。
DSCN2128.JPG

 木地は紫檀で作られているから固いもの、円形の形をしており、帯の間を通して提げられる様にしたものだが、時計の針が欠落している。
 本来は中央に針があり、回転する仕組み、心棒に付けられているからクルクルと回転するようになっているもの、針も固定されていない。
 今は針がないので文字盤だけ、だから時計の文字盤だと気づかないのも無理はないが、古時計愛好家なら直ぐに気が付くのだろう。
 紫檀に銀製の文字盤、材料に拘った持ち主が特別に造らせたものだと思う、この先に付いていたものは印籠であろうか
 当時としては珍品の部類に入る根付、和時計の文字盤とは粋なつくり、持ち主もさぞかし変わった人であったろうと推測される。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 古時計よもやま話
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