2020年07月14日

おがら

   麻の幹DSCN2322.JPG
 おがら、現代人には聞きなれない言葉であると思うが、お盆を迎えるにあたって重要なもの、なくてはならないものの一つ。
 今日は盂蘭盆会の中日、つまりお盆の真ん中の日、先祖の霊が我が家に帰って二日目、ゆっくりと我が家で寛いでいると思う日、盂蘭盆会は7月13日、14日、15日を指す。
 先祖を迎える準備を前日の12日に行うが、大事な作業が待っているのが、先祖が乗ってくる乗り物つくり、これを作らないと先祖が迷ってしまうと言い、先祖が乗る乗り物とは馬と牛、我が家に早く辿り着くには馬に乗り、ゆっくりと帰るのには牛に乗り帰ると言われている。
 だから前日に馬と牛を作るが、馬はキュウリで作り、牛は茄子で作るのがしきたり、形の良いキュウリと茄子を選び、馬と牛を作るのだ、この作業も簡単のようでなかなか形がとれないが、やはり経験がものを言う、うまく作るにはコツが必要で経験が一番であると思う。

 この馬と牛のあしを苧殻で作るが、おがらとは麻の幹、麻の皮DSCN2323.JPGをはいだ幹がおがらと呼ばれ、足の材料となるものだ、麻の幹は中が空洞になったおり、軽くて折れやすく、扱いにはコツがいるが慣れれば扱いやすくなり、簡単に折れたりもする。
 おがらはもう一つの役割があり、それが迎え火と送り火、その際使われるのがおがら、麻は神聖なものと言われ迎え火や送り火に使われる。
 先祖の霊はこの火を目印に我が家に帰ってくると言われ、盂蘭盆会には重要な働きがあり、各家庭では玄関先でおがらを燃やし先祖を迎えたり、送ったりする。


posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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