2010年10月19日

ガラス絵 2

    古時計にはガラス絵が付いている物も少なくない。
 古時計の振り子室、そこには振り子が動いている様子が分かるように、ガラスが嵌っているが、透明のガラスであったり、絵が描かれたりと様々である。
 大型の時計にはガラス絵は少なく、掛時計でも、小型のものにガラス絵が入っている物が多いようだが、其の種類にもよる。
 スリゲル型の掛時計には入っているものは少なく、大きい物は殆ど無く、あってとしてもガラス絵は、スッキリとした図柄のものが多く、小型の物でも余り入ってはいない。
 逆に八角型の掛時計には、振り子室にガラス絵が全て入っていて、そのガラス絵は種類も豊富であり、又形も様々である。
  木製の置時計にもガラス絵は入っていて種類も多いが、何故かしら八角型の掛時計のガラス絵の方が人気が高く、同じガラス絵が入っていても八角型の人気にはかなわない。
  1つには日本の生活様式に其の原因があり、掛時計よりも、置時計を置く場所が限られていた事も、要因の1つであると思われる。
 いずれにしても、八角型の掛時計に人気が集中し、明治初期より八角型の時計が多く輸入され、其の中でガラス絵の入った物が特に人気が高かったようである。
 しかし、ガラス絵と言っても八角型の掛時計には、ガラス絵ではなく、写真が貼り付けてあるものが多く、実際のガラス絵が入った物より人気があったのは何故だろうか。
  写真は「貴婦人風」、「子供」、「花」、「風景」と色々あるが、やっぱり西洋の薫り高い貴婦人の写真が一番人気であったようだ。

  今も昔も舶来品には非常に弱い日本人、そしていて西洋に憧れ、西洋物を買う日本人の性質であろうか。
posted by kodokei at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 古時計奮闘記
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