2010年11月18日

続古時計行脚 7

      今回も懐中型掛時計は商談成立せず。

 今夜の宿、「山久」に到着、この宿高山にあって値段も安くて、しかも設備と雰囲気は抜群、料理も美味しくて何時来ても満足な宿、それでいて上三之町にも近く、利用価値の高い宿だ。

 この宿「山久」、昔の日本旅館の良さがふんだんに残っている宿、決して豪華ではないが落ち着いた建物、高山らしく木の素材が生かされ、大きな梁があちこちに見られる。

 ロビーには、主人の蒐集した色々なコレクションが展示してあり、さながら実に博物館のようで、其の中には当然古時計も含まれており、私の目を楽しませてくれている。

 私は仕事上で高山には良く行くことがあり、一ヶ月に1回はこの宿に泊まり、仕事から解放された一時をすごすことが出来、気分転換にロビーで古時計を眺めながら過ごした。

 そしてこの宿、外国人にも人気て゛風呂に入っていると、突如外国人が入ってくるから、はじめはビックリしたけど直ぐに打ち解け、話せない片言の英語で「身振り手振り」よろしく、風呂の中で会話するのも日常茶飯事である。

 宿の主人の古時計買い付け場所を聞き出し、翌日其の骨董屋に向かうが、松本の近くとの事であるが、道が入り組んで説明し難いので、近くに行ったら現地で聞いたほうが分かりやすいと、宿の主人。

 翌日、安房峠を越えて松本へと車を進め、目的地近くで聞き込み開始、何時もの事であるが2人供ナビを信用しないで探すのが常、何のためのナビかはさて置いて。

 宿の主人が言っていたとおり道が狭いし分かりずらい、車を空き地に止め歩いて目的地探し、近所の人に聞いても「知らない」との返事、それもそのはず、骨董屋と店を決め付けていたので誰に聞いても知らないと、探し当てたのは雑貨屋であった。

 雑貨屋の片隅に店主の趣味で骨董品を買い出してきては販売しているとの事で、骨董屋の看板なぞ何も無い、私が勝手に骨董屋と思い込んでいただけである様だ。

 店に入り主人に噂を聞いてやって来たのだと言うと、「そんなに遠くから何で又わざわざ来るのか」と半ば呆れた顔をして我々を案内してくれた。 

 最近はめっきりと古時計が減ったと、主人は嘆きながら埃まみれの時計を取り出して、「この時計少し変わっていない」と私に問い掛けてきたので、其の時計を受け取りじっくりと見る。




 
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 古時計奮闘記
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