2010年11月27日

続古時計行脚 10

      店の主人が何処に行くのかと尋ねてきた。

 帰り際に店の主人が「之から何処に行くのか」と聞いてきたので、私は「松本で今日泊まり」と言う、すると「明日はどちらに」と又訳の分からないことを聞く、如何してかと聞けば、「紹介したい骨董屋がある」との事。

 主人曰く「和田峠を少し越して、白樺湖に向け少し走った所に友人がやっている道具屋があり、其処にも珍しい時計があるから寄って行ったらどうかと奨めてくれたのである。

 有り難く情報を教えてもらい松本へと車を走らせ市内に入ると、またまた友人登場、「今日はコーヒーを飲んでいない」とのたまう、そういえばコーヒーを飲んでいないことに気が付く。

 私は、一日に少なくとも3、4杯のコーヒーを飲まないと、落ち着かなく何か物足らなさを感じるので、其の都度行きつけの喫茶店にコーヒーを飲みに行くのである。

 松本市街には何時もの行きつけの喫茶店、「まるも」 が待っているが、急に飲みたくなり其処まで持たないので、近くの喫茶店を探してコーヒーを飲むことにしたが。

 それらしき喫茶店が見つからず、自動販売機で買うことに、これが又揉め事の原因に成ってしまう事に、友人コーヒーについては詳しく、又拘りがあり「このメーカーの自販機はダメ」とか、「その缶コーヒーは不味い」とかで、どの自動販売機で買えばよいのかと揉めだした。

 結局、缶コーヒーを買うのに自動販売機をはしごする羽目に、そして最後はコンビニに入って自分の納得のコヒーをお互いに買い込んで、やっと松本市街に入る。

 真っ先に馴染みの四柱神社前にある古道具屋2軒に向かう、ここは過去色々な珍品を入手した縁起の良い場所、早速店の中に入るが古時計の姿が見つからないし、店の主人が居ない。

 直ぐ近くのもう一軒の店に入ると目の前に古時計発見、掛けてある時計の振り子室の扉を、片っ端らに開けてラベルの検査をするが、目新しい物は無く期待はずれ、店の主人も呆れ顔。

 諦めて、何時もの喫茶店「まるも」でゆっくりとコーヒーを飲み、松本へ来た実感を味わいながら、明日の行く先について2人して検討に入るが、中々決まらず今夜の宿「花月」に入る。

 この宿、40数年前から松本に泊まるなら「花月」か「いちやま旅館」と決めていたし、又此処でしか泊まらないが2つの宿、昔ながらの建物で重厚かつ豪華、料金も安いが雰囲気も良い、アンティーク好きにはたまらない宿でもある。

 以前から良く行ったお気に入りの旅館、しかし残念であるが「いちやま旅館」は今は廃業して存在しないし、泊まりたくても泊まれないのが心残りであるが。
posted by kodokei at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 古時計奮闘記
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