2010年12月03日

続古時計行脚 14

      主人曰く、「この前、あんたが帰った後直ぐにお客さんが来て、あんたのサインがもらえるか」と尋ねられたと。

 この店の主人に前も、私が出した本にサインを何冊かした事があり、其のお客もサインをして欲しいとの事、ありがたい話で私のサインでよければ幾らでもする。

 差し出された本にサインをして、「時計は入っている」と聞けば、難しそうな顔をして「この所さっぱりで珍しい時計等全然見ない」と厳しい答えが返ってきてしまった。

 確かに其のとうりで、更に主人曰く、「この不景気で業者は昔買いこんだ時計は、今安くて売れば損がたつから今は売らないし、話にも乗ってこない」と、半ば投げやりの言葉。

 そんな話を聞いていると先が思いやられるから、主人に「情報は無いのか」と逆に問いかけ、これから長野まで行くから、其の間に何処か古時計を持っている業者を教えてと。

 すると主人、「更埴に買出し屋の仲間がいるから寄ってみたら」と、ありがたく場所を教えてもらい佐久市内を探索に出発、佐久はあまり道具屋は多くないので、さらりと回るが何も無く小諸に車を向ける。

 国道を小諸に向う道筋に大きなリサイクルショップが左側にあり、良く寄ったリサイクルショップで、多い時には50台を越す古時計を店内に展示し、其れを販売していた。

 此処でも昔は多くの珍品を入手した事がある縁起の良い店でもあり、今回も期待して車を走られるが、そろそろ腹がすいて来たようで2人とも上田まで持たない事を確認。

 コンビ二に車を横ずけにして友人「あんまん、豚まん、どっち」と、聞くや素早く店内に入り両方の熱々の「あんまん、豚まん」を買い込んできて2人とも無言で食べだした。

 やっぱり予想どうり、「上田のかたなや」まで腹が持ちこたえてくれず、自分の意思に反して勝手に行動しているのが情けないと、思いつつあんまんを早速たいらげる。

 例のリサイクルショップに到着店の中に、確かに古時計はあるが前と殆ど変わっていない様子、店員のおばちゃんに、その後新しい時計は入っていないと尋ねる。

 おばちゃん「私では分からないが、店番して居ても時計は売った事がない」と、やっぱり期待して来るとこんな事だと思いつつ、次に進む事にする。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 古時計奮闘記
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