2010年12月14日

続古時計行脚 20

4.jpg      結局ゲームは千円の攻防で終了する。

 信州人はやっぱり辛抱強い、しかし石原町はしっかりと入手、之も善光寺さんのお陰と感謝して、今夜の宿田沢温泉に向うことにしが、時間が少し早いと友人。

 珍しい、何時もは早くしないと遅くなるとばかり先を急ごうとする人が、今日に限って何故と思いきや、犀川で釣りをしている人を発見していたからである。

 友人は大の釣り好き、暫し犀川の河原近くで釣り人の見学をする事に、夕暮れ近くであり西日が傾く中、釣り人は川の中で最後のがんばりをしているようである。

 この時期何を釣っているのか、友人いわく 「禁漁と違うかな」 と腕を組みつつ、やっぱり楽しそうであるが、私には何で寒いのに川に入っていなければならないのか理解できない。

 さあ先を急ごう、田沢温泉まで約1時間車を走らせ宿に到着、余り聞きなれない名前の温泉かもしれないが、あの坂田の金時「金太郎さん」が産湯を使った温泉である。

 坂田金時の母が東下り途中、この田沢温泉近くの寺で祈願し、金太郎さんが生まれたところが田沢温泉、昔から湯治場として栄えていた、現在でも4、5軒の旅館がある。

 其の中に島崎藤村ゆかりの旅館 「ますや」が今日の宿、此処「ますや」は古くからの馴染みの宿、もう40年以上前から宿泊しているが、特に良いのは建物、高楼造りと云われ城を作る手法で木造三階建ての豪壮な建物である。

 今は絶対に造れない建築物、これが三棟建っているから圧巻、しかし、少し前までは宿泊客も多くなく寂しかったが、最近若い女性客に人気のようで、宿泊客も以前より多くなっている。

 玄関を入るとロビーには古時計が3台掛けてあるが、殆どの客は気付かない様であるが、私はその中の1台が気に入り以前から分けて欲しいと頼み込んだことがある。

 何時もの部屋、藤村が若い時に宿泊したといわれる部屋に入り、長野で手に入れた石原町の時計を早速分解してみる事にし、車から道具を持ってきて、文字盤を外す。

 思っていたように大分痛んでいるようで、分解掃除をしなければ動かないであろうと、ネジを巻こうとした瞬間バネが切れ危うく怪我をしそうに成った。

 古時計をいじっていると良くある事だが、警戒をしていたお陰で怪我をすることは無かったが、やっぱり古い時計をいじる時は何が起こるか分からないのも、注意してかまわないと行かず、それも古時計行脚の1つであるが、友人澄ました顔で 「やっぱり値切ったからだ」と、又も減らず口を。

 




posted by kodokei at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 古時計奮闘記
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