2011年02月12日

古時計の値段 2

姫ダルマ.jpg      古時計の値段は買う方が決めている。

 古時計の値段は業者が決めているのは当たり前の事であるが、その裏側は自分達古時計愛好家が決めているが、其の事実に気ずいていないだけの事。

 以前はドイツのユーハンスを愛好家が向こう見ず買いこんだ結果、値段が急騰する事になるが、其れを自分たちのせいとは思っていない人が多いのは何故だろう。

 前にも述べたが、ユーハンスを持っていないと、古時計愛好家として認めて貰えないのではと、思っていた人が多かったと思う、その結果
誰もがユーハンスを買い、業者はユーハンスがあれば高く売れるので、在庫が沢山あるのに商品が少ないと宣伝、其のガセネタに多くの人が躍らせられた。

 つまりこうだ、「黒柿のユーハンスは数が少ないから出れば直ぐに売れてしまう」と、宣伝が行き届いて其れを鵜呑みにした愛好家が多かったのは事実。

 黒柿のユーハンスは出れば好くに売れるから、業者は又仕入れて高く売る、早く売れてなくなるから愛好家の心理は早く買わなければ人に買われるとの心理が働く。

 其の心理を業者は利用するが、愛好家は其れに気ずかず、尚更ユーハンスを買い求める事に、そして結果は業者の思惑どうり値段を高くしても売れてゆく事に。

 この悪循環を古時計愛好家自ら助長してしまう結果になり、益々値段を上げてしまい、それはユーハンスが少ないせいだと信じていたことが、大きな勘違いであった。

 愛好家が思っていたのと違い、ユーハンスの量は遥かに多く在庫として存在していたし、まだまだユーハンスは市場に存在しているが、今になりやっと愛好家も気ずいた。

 同じ現象を辿っていたのが、精工舎の姫ダルマであり、この時計も数が少ないからとの振れ込みに愛好家は信用、我先にと姫ダルマを買い込み、結果は愛好家は誰でも持つ結果となり、空けて見てビックリ、数が少ないはずの時計が、全員が持つ結果に。

 ユーハンス同様値段の高騰を招く結果となり、愛好家は高い商品を買わされた事になってしまったのであり、自分たちの行動で値段をより高めた事に。

 古時計の値段は、愛好家の動向が左右する事を皆が知って、古時計を高騰させないようにするのも、愛好家の務めではないのであろうか。




posted by kodokei at 22:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 古時計裏話
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