2011年02月18日

カフス型

かふすA.jpg      時計も色々な種類の時計がある。

 時計が発明されてから、時計の大きさは段々と小さくなって行き、懐中時計の発明には時間がかかり、そしてこれらの時計は小型化の一途を辿る。

 掛時計にしろ、置時計にしろ、最初は非常に大きな物、それが時代と供に小型化され、携帯をするまでも大きさになって行き、腕時計が発明されてから、時計本体が段々に小さくなって行く。

 之に伴って、時計は装飾性が高くなり、本来の時間を測る物から、身に付けて権力を保持する物や、財力を保持する物へと進化して、より装飾性の高いものが作られるようになる。

 懐中時計はその際たる物であり、華美の装飾を施した一部の富裕層の物と化すが、一方でより携帯性の高いものも要求されるようになり、腕時計の小型化がより進化をし続ける事になる。

 懐中時計、腕時計等がどんどんと小型化して行き、小型で薄くて小さい懐中時計や腕時計が出現する事により、女性の時計に対する考え方が、時間を見るものから、身に付けて楽しむ時計にと変化をして行く。

 そして遂には、時計としての機能よりは身に付けて楽しむ、趣向性の高い時計にとなり、今までに考え付かなかった時計が出来上がる事になるのである。

 何時の時代でもそうであるが、人々の要求は止まるところがなく、個性的で人とは違った物を持ちたいとする欲求が芽生え、又其れに答えるべきものが作り出されるのである。

 それは実用性を無視して、単に珍しさを優先した物に作り上げられ、楽しむための物であり、人に珍しがられるために作られた時計が出来上がる。

 写真の時計は、左は男性用のカフスボタンに時計が組み込まれた物であり、利き腕には嵌める物であり、時計として活用するには時間が非常に醜い、しかし人を驚かせるには充分か仕掛けである。

 又右の物は、女性用の指輪型時計であり、非常に小さく時間を見るには余程目が良くなければ読み取ることが出来ない位の文字盤の大きさであり、之も実用向きでない時計でもある。

 この様に、時計も非常に小型化が進み、思っても見なかった時計が出来上がる事になり、其の技術的な進歩はとどまるところを知らないのかと思うほど進んでゆく。





posted by kodokei at 22:02| Comment(0) | TrackBack(0) | アンティーク
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