2018年09月05日

無理難題

      貯  金  箱
 
 招き猫、一般に招き猫の形はと問われれば、大抵の人はこの形の招き猫を思い浮かべるのではないだろうか、古くから招き猫の形は様々ある。 SANY0267.JPG
 招き猫は本来人を呼ぶと言われているから、商売繁盛を願った商売人の人々に好まれ、厄除けとも絡み縁起の良い物であるとの評価を得ていた。
 其れがいつの間にか、お金にまつわる招き猫にされ、その上右手を挙げれば金が入ってくるし、左手を挙げれば人が入ってくると、勝手にこじつけられ、本来の謂れとは関係のない物になってしまった。
 それだけでは収まらず、今度は両手まで挙げさせられ、金と人を両手に掴むように指示までされ、招き猫もさぞかし迷惑な話であり、口が利ければ「いい加減にしろ」と大声で怒鳴るはずだ。
 人間様の欲望で、姿かたちまで曲げられて、その上使命まで課せられては、たまったものではないが、人間様は言う事を聞いてくれない浅はかな動物。

 持ち物に関しても又、勝手に分けのわからないものを持たせられ、何も持っていない時よりは、次から次へと違った物を持つように要求してくる始末。
 はじめは小さな小判を持つように要求され、それが次第に大きくなり、千両小判に発展、そして万両小判に、更に更に発展し億に成ると言う恥ずかしさ。
 其れで終わりではなく、釣り座を持たされ、その上鯛を抱え込むように要求、そのほか色々な物を持たされて、「何故こんな物を持つのか」と聞きたい。
 極めつけは、私の頭に穴をあけ、其処から硬貨を次から次へと投げ込む、只得さえ重い物を持たされているから、之が重労働であり、休みもくれないで一年中無休である。
 重い硬貨は、私の体中に入り一杯になるまで入れ続けられたら、たまったものではないが、口が利けない私を何処までいじめるのか人間様は。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | アンティーク
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/47863509
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック