2017年10月20日

山車の幕

      幕は派手が良い 


 こいに.jpg祭りの華、山車が練り出せば人々は興奮し祭りムードが一気に盛り上がり、民衆は山車と一体化、そもそも山車とは祭りを盛上げる道具である。
 呼び方も様々で「山車」とか「山」とか「屋台」と呼び名も色々有るが、初めはただ置くだけの物であったが、下に車輪が付くようになり移動式となる。
 そのため「曳き山」だとか「だんじり」と言う呼び方をする所も有り、形式も少しづつ変わった物になるが、呼び方は別にして総称してこれらを「山車」呼ぶ。
 最も古いものは「京都の祇園會」で引き出される山車が有名、その後この祇園の山車が全国に広がり、各地で盛に山車が作られるようになり、祇園祭のミニチア版が登場する。

 全国で1番出しの数が多いのは愛知県であるとされ、その数460台を越す、これらの山車にはその大半はからくり人形が乗り、全国各地の山車と一線を引いている。
 これは津田助左衛門から続く和時計の技術、歯車の原理が基本となり、からくり人形に受け継がれていると言われている。
 全国的に見ても愛知の山車はからくりが付くものが非常に多いのも歴史的、玉こい.jpg屋庄兵衛等のからくり師の手になるもの。
 各山車が競い合ってからくりを付けたが、そこには町衆の心意気が反映、他よりも変わったものをと競い合ったのだ。

 その山車の真ん中に幕と呼ばれる山車の四方に張られる幕、前垂れと呼ぶところもあり、又四方幕とも言うが、呼び名はさておき、この幕山車を引き立てる非常に重要な役割を果たしている。
 中の構造を見せない為でもあるが、山車の中心部であり、この山車の一番の見所、各屋台は競い合って良いものを拵え、「中国段通であったり」、「ペルシャ絨毯であったり」、良い幕を張る事を一番とした。
 写真の幕は、金糸銀糸で80センチあまりの非常に豪華な鯉を刺繍、この鯉が二匹中央に刺繍されており、写真では見ずらいが刺繍の高さは3センチを越し、見た目にも鮮やか、見事な鯉の刺繍である。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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