2017年01月20日

フクロウ

      夜 の 見 張 り 番
SANY0709.JPG
 フクロウは一般的に人気が高く、鳥の中でも人々に好まれる鳥として知られているが、何故人気が高いのかと言うと、1つにはフクロウは夜行性であり、夜に活動する事から番人の役割をすると言われる。
 別にフクロウが番人の役目をするのではないが、夜る見るに強い事から選ばれたようであり、置物や飾り物は玄関に良く掛けたり、置いたりしてあるのも、その理由からである。
 しかし、実際のフクロウは可愛らしく見えて実は獰猛な生き物、当然肉食動物であり、小さい生き物にとっては恐ろしい鳥の1つ、しかし人間にはねずみやモグラ等を食べてくれる益鳥である。
 これらの行動からフクロウは人々に人気があり、森の番人とも呼ばれ親しまれている鳥、日本にも数々の種類のフクロウが生息しているが、一番人気はシマフクロウであろうか。
 時計の世界でもフクロウの形をした時計は世界各国で作られており、日本でも製造され人気が高い時計の1つ、あの大きな目DSCN1077.JPGが左右に動き、時刻を知らせる鳴き声を出すのも、人気の秘密かもしれない。
 実際に日本に入って来たのは明治以後、それも多くはなく大正時代になって急に人気となり、多くの時計製造会社が製造している。
 フクロウ型と言っても色々な形のものが造られており、梟の種類も様々なものがあり、ミミズクや子持ちフクロウなども人気だ。
 勿論普通のフクロウ型のものが多いが、特殊な梟を造っていた製造会社もあり、主に中小の時計製造会社が細々と製造した。
 現在人気のフクロウの時計は子持ちのフクロウ型が一番人気、そしてミミズク型のフクロウも人気が高く、梟時計を二分した形となっている。
 両方とも製造数は多くはなく、人気が先行しているために値段は高いものとなり、中々愛好家の手に入り難くなっている。
 無い物ねだりと言う訳で子持ちフクロウの時計は、SANY1846.JPG更に値段が上がっているようで、異常とも言えようが数が少ないから仕方がないのかも知れない。
 普通のフクロウ時計も気長に待てば手に入ると思うが、程度の良いものとなると難しいかも知れず、見つけた時が買い時か。
 写真のフクロウ、実にゆったりとした面構えのフクロウ、厚い板をノミで鋭く削り出しているが、そのノミ後があたかもフクロウの毛並みに見え、作者の意図としているふっくらとした姿が印象的だ。
 じっくりとフクロウの顔を見ていると、どことなくトボケタ雰囲気があり、あの獰猛な行動をする鳥とは思えず、非常に可愛らしく見えてくるのは、作者の心が出ている為なのか。
 やっぱりフクロウは、人間を優しく包み込むような雰囲気を持った鳥であり、そのとぼけた様な顔がまた人々から愛される理由でもあるようだ。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 古時計よもやま話
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