2018年03月10日

瓜二つ

      双  子
SANY0998.JPG
 古時計には色々な形をしたものがあり、その種類は多くて数え切れない位、どれがどのメーカーで最初に造ったのか分からないものが多く存在している。
 当時のカタログやあるいは特許庁に記録があれば、その時計が何時製造されたかも分かるが、しかし実際は記録も少なく其れを判定するのは極めて困難だ。
 当時も当然の事、特許取得をしている物もあるが、していない物の方が多く、人気の形は各時計製造会社がこぞって製造、そのために類似品はこれまた多い。
 写真の時計、愛好家の間でも一番人気の時計、この形の時計は当時も多くの時計製造会社が製造、しかしその中でも瓜二つと似ている時計が存在する。

 一寸見ただけでは何処のメーカーか分からず、文字盤などが変えられていたのであれば、更に判別するのは難しくなり、よほど古時計に精通していないと判別しずらい。SANY1002.JPG
 一方は精工舎、もう一方は高野時計、この2つの時計兎に角良く似ており、写真で見てドチラがドチラと即答できる人は、古時計に深い知識がある証拠だ。
 部分的に比較写真を見て、細部の違いを認識した上でないと区別できず、精工舎の物の特徴や、高野時計の特徴を細部にわたって観察する事で区別が出来様が。
 それにしても、之だけ同じものを作らなくても良さそうであるが、当時としてはそっくりに真似る事が使命であったのか、それとも市場でその様に求められていたものなのか、判断に苦しむ。
 流行とはそのようなものと言うが売れるものを造るのは製造所の使命、売れない時計を造っても意味はないが個性も大事な要素。
 その個性も流行には勝てないと言う事だろうか、製造者も大変である。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 古時計裏話
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