2017年02月25日

5人ばやしの並び

      誰 が 何 処 に

SANY1082.JPG
 雛人形は女の子の守り神とされ、子供の成長を願って買い求めたもの、戦後は派手になって三月三日のひな祭りとなる。
 この雛人形、誕生には色々な説があるが、元々は厄除けの儀式からともいう、子供の役を祓う形代から来ているとも言う。

 雛人形が定着するのは世の中が平穏無事な時代になってからと、それも江戸時代になってからだと言うが諸説あるのだ。
 その中に5人囃子が存在しているが、この5人はやし能の囃し方、武家の作法に則ったものであると言う、それに対して公家風のものは雅楽の囃してであると言うらしい。
 武家風、公家風それぞれに違った5人囃子となるらしいが、馴染みのものは武家風であり、最も多く造られている。
 現在目にする5人囃子は武家風のもの、この5人囃子が一般的なものであると、SANY1083.JPGしかし中々その生い立ちを知る人は少ない。
 雛人形の囃し方、もとは能のはやし方であり大体は可愛らしい子供が行っているのが普通、5人囃子であるから5人の子供が太鼓や鼓で演奏をしている姿。
 昔から子供の姿をしたものが多く作られたようであるが、大人の5人囃子も存在して、昔のスタイルになっているものもあるが、やっぱり5人ばやしは可愛らしい子供方が良い。
 5段飾りや7段飾りの真ん中の段で可愛らしく演奏、15人飾りの中子供は、この5人しか居なくて、そもそも囃し方は本来大人が演奏するもので、子供が演奏することはない。

 能の囃し方、武家に仕える能の囃しを担当する人々、武家が好んだ能には無くてはならない人達、そして3人官女は宮中の女官、武家と公家の混合それが雛人形である。SANY1084_1.JPG
 では5人の並びはどの様に飾るのか、地方によっては並べ方に違いがあり、一般的に音が大きく出る物から順に並べるのが普通、太鼓、おおつづみ、小鼓、笛、はやし方の順に並べる。

 写真の5人ばやし、尾張瀬戸で製造された磁器で出来た雛人形の5人囃子、大正から昭和に掛けて瀬戸で製造されたものだが、これは昭和の物である。
 顔立ちも子供の可愛らしさが前面に出ており、その色合いも良く程度はまあまあ、この磁器製5人ばやし現在数が少なく、中々手に入らない物、特に古いものは貴重品である。
 高さ5センチ、横4.5センチと大きくなく、白い生地に絵の具で彩色され、絵付けをしただけの物、2度焼きがされていないから色が取れてしまい、所々色が薄くなって斑になっている。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/53158875
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック