2019年03月21日

キューピー

    かわいらしい
 SANY9281.JPGクリクリ目玉のキューピー、今も絶大なる人気を博して子供たちに受け入れられ、親も子供も一緒になって遊べる玩具、何処の家にも一個はあったように思う。
 そんなキューピー、何時ごろ生まれたのであろうか、生まれはアメリカ合衆国、1909年当時イラストレーターの「ローズ、オニール」(1874−1944)が、キューピットをもでるに描いたもの。
 このイラストをもとに作られた玩具がキューピーであるが、その後色々有って1913年(大正2年)、アメリカ合衆国連邦特許庁に意匠登録がされキューピーが世に出ることになる。
 この特許庁にはキューピーの仕様が細かく記載されており、例えば目玉は左右ドチラかを向いている事、背中には小さな羽根が付いている事、2.5から3頭身である事等記載されている。

 アメリカ本土にて製造されていたが、やがてドイツSANY9262.JPGに製造を委託するようになり、殆どのキューピーがドイツで製造され、アメリカ本土に輸出されていた。
 これは当時のドイツの方がコストも安く、出来も良かった事から殆どがドイツに製造が移されてしまい、アメリカ本土では製造しなくなったようだが、第一次世界大戦が勃発、それ以後ドイツが製造国であったキューピー、その矛先が日本となる。
 ドイツに変わりキューピーの生産が日本になり、増産が相次ぐ、当時統治下の台湾で樟脳の原料となる楠が豊富であった事もあり、セルロイドが多く造られるようになった。1954年アメリカはセルロイド製の玩具を輸入禁止に、その為日本で生産されたセルロイドのキューピーは輸出できなくなり、やがて製造を中止する事になる。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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