2012年05月29日

日時計3

      携  帯  用

SANY1981.JPG 江戸から明治に入り、日時計も様変わりをする事となるが、この時期はまだ腕時計は発明されていなくて、懐中時計が主流の時代、しかし一般の人には懐中時計すら買えない時代。

 そのために日時計は大いに珍重されていたが、普通の日時計では役に立たない場所もあり、また使用する人達によっては、その丈夫さが要求されるようになる。

 江戸時代も、道中日時計と称せられるものはあったが、之も高価なもので一般人には高嶺の花、そんな事で一般の人でも手に入る安価な日時計が考案される。

 その一方で丈夫な日時計も、又要求され開発が進む、明治6年の改暦により、日時計も様変わりを要求され、その姿を一編させる事となり、今までの時刻ではなく、時間と読み方も変わる事に伴い大きく変更される。

 十二支表示から、12時間表示に変更、1時、2時と言うような現代の時間表示になり、細刻みも増やしてより鮮明に表示できるように工夫され、携帯しやすい物になる。
SANY1982.JPGSANY1984.JPG
 写真の日時計、明治に入ってから製造されたもの、軍隊用とも言われ、懐中時計のような形をしており、薄くて軽く丈夫な日時計に進化している。

 真ん中に磁石が入っており、磁石に従って真南向ければ、時間が分かるような仕組みになっており、真ん中に細い棒状の線が、蓋を開けると飛び出して、時間を計る指針となる。

 蓋の部分には、日時計を見る説明書が印刷されていて、簡単で面白い説明が書かれているが、「日の当たるところに出て、子の位置を真北に向け時間を見る」と説明してある。
posted by kodokei at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | アンティーク
この記事へのコメント
突然失礼いたします。

戸田様の下記アドレスの日時計の写真を私のサイトで使わせていただきたいと思いましてコメントいたしました。

日時計のページ
http://kodokei.sblo.jp/article/55910706.html

私のサイト
http://airisu745.info


内容は江戸時代の旅行の道具のブログを書く予定です。
写真をサイトにいれましたら、下記に出典をいれさせていただく予定です。

ご面倒で大変恐縮ですが、ご回答いただけるとうれしいです。
よろしくお願いいたします。
返信
ありがとうございます。写真の使用はご利用下さい。
Posted by 登山用品 岳屋本店 at 2017年04月09日 19:42
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