2019年05月24日

代用品6

    こんなものまで  
SANY2095.JPG
 テレビ番組の中で瀬戸で製造された陶器のアイロンが紹介されました。
 少し前に日本古時計保存協会事務局に取材要請が入り、その中で戦前に作られた代用品を番組で取り上げたいので協力要請があり、資料を提供しました。
 内容は、磁器で出来た「栓抜き」、ガラスで出来た「時計の振り子」、ガラスで出来た「時計渦巻き鈴の台座」、陶器でできた「アイロン」等、戦前に尾張瀬戸で金属の代用品として、様々な代用品が製造されたものです。
 その中でもユニークな物として、栓抜きや振り子、そしてアイロンが注目され、取材陣はこのアイロンに興味津々であり、是非とも取り上げたいとの事。
 協会としては、資料を利用していただく事に大賛成であり協力を承諾、時間が無いとの取材陣の希望により、本来は現物をスタジオに持ち込むのが当たり前、しかし時間の都合上やもなく写真での出場となる。

 SANY2099.JPGSANY2098.JPGこのアイロン、とっての部分に当時のシールが残っており、それいよると吸入式蒸気アイロンとあり、しかも実用新案特許を取得している物、特にめずらし物です。
 しかし、実際に使用できたかは不明、スタッフも興味津々、アイロンの後ろ部分から水を吸入し、コンロに掛けあっためる事暫し、蒸気が噴出したら使用可能。
 使用方法はこの様に行うものだそうだが、果たして実際に蒸気アイロンとしての使命が果たされたのであろうか、いささか疑問でもあるが、使うわけには行かず不明のまま。
 写真ではわかりずらいが、アイロンの底には小さな穴が空いており、そこから蒸気が出る事になっている機構らしいが、こんな小さな穴1つで蒸気アイロンになるのか。
 それにしても、色々な物を代用品として作り出した、当時の職人たちには感動すら覚えるもの、代用品の本の一例に過ぎないものであるが。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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