2017年02月06日

時計の指針

      特徴で分かる



 SANY2352.JPG時計には時刻を示す針がつきもの、デジタル式のもの以外は当然の如く針が必要、之を指針と云い時計の種類によって、その指針も形が色々とある。
 掛時計だけをとっても色々な種類が存在しており、その針を見ただけで製造会社が分かるものもあり、独特の針を付けている時計は、時計の指針を見ただけで製造会社を当てられると言う。
 一般的な時計製造会社のものは、共通の指針を採用しており、一番多く使用されている指針の形は鏑針と呼ばれるもの、針の先が野菜の鏑のような形をしたもの。
 この指針は多くの時計会社が使っており、形状は少しづつ違ってはいるが、大体同じ物を使用している事が多く、何処の会社の時計についていた指針なのか分かりずらい。
 明治期の時計製造会社が出しているカタログ等に付いているものを良く見て、オリジナルな指針を頭に叩き込む事が先ず第一、これを覚えておけば後々非常に役に立つ。
 一番の早道は数多くのオリジナルの指針を見て覚える事、細部的には製造会社によって違いがあるから、その特徴を見極めておく事、例SANY2356.JPGえば、アメリカ製のセストーマス社の指針は、同じ鏑針でも他社よりは鏑部分が細くなっている。
 このような特徴あるものを先ず覚えて、何回か復習する意味でもオリジナルの指針を覚える、このような特徴を少しづつ分析して、細部的な特徴を掴む事。
 当時の指針はドイツの時計のものをモデルとしているものが多く、特にユーハンスの時計についている指針をモデル、精工舎も御多分に漏れずドイツ物を採用している。
 精工舎だけではなく、各時計の製造会社もユーハンスの時計の指針をコピー、良く似たものが色々な製造会社から出ている。
 特徴は琺瑯文字盤の時計は、このタイプの指針を付けいてものが大半、これも当時流行した時計の指針だが、よく見ると全く同じではない。
 其々の時計製造会社がアレンジしたもの、その中でも精工舎の指針がよく知られているもの、製造数も多い事から全国的にSANY2359.JPG広がったようだ。
 写真の指針を見て、どれが何処のメーカの時計に付いているものであるか、当てる事ができる様になれば、先ず一般的な物との区別がつく。
 時計製造会社によっては、他社の物を真似て作られた物があり、之も良く似せて作られているから、判断する上で迷うが、オリジナルの指針さえ、キッチリと把握していれば直ぐに判断できる。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 古時計よもやま話
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