前にも出したライター、煙草の火をつける道具
種類も豊富で製造数も限りなく多い、男の持ち物の中でも1、2を争うもの、男の必需品と言ってよいもの、その為に人其々の好みに応じて形も色々な物を持つ。
ライターは持つ人によって2つに分かれ、火がつきさえすれば良い人と、自分の好みでなければ嫌な人に別れ、後者は個性を求める人が多い。
煙草は趣向品、自分にあったタバコを選び、ライターもまた自分好みのものを選び、常に持参しているもの、だからこそ人一倍に拘りがある。
そんな人たちは、人とは違ったライターを持ちたいと思っており、其れを探して自分好みのライターを捜し求め、見つけた時の喜びは一入ではないもの。
私も自分好みのライターを捜し求める方、現在所有しているライターは70個を越しているもの、毎日取り替えても一ヵ月半は優にダブル事はない。
ポケットが破れそうなものもあり、もって歩くのも大変、そんな中持ち運びには便利で軽い物も、写真のライターもそのひとつで、コンパクトで持ち易いが火が点け難い。
戦後の動乱期に製造されたライター、廃物利用で製造されたもの、鉄砲の薬きょうを改造して作られたライター、当時は物資不足でこのような廃物利用のライターが珍重された。
薬きょうを上手く利用して考え出した人のアイデアは大したもの、当時は爆発的に人気を博し、製造が間に合わなかったらしく、その後も長く製造され現在も販売している。