2020年01月06日

双六

    お正月の遊び
SANY2772.JPG お正月の遊びと言えば直ぐに出てくるのが双六、もちろん色々な遊びがあり、その中でも皆で遊べるものとしては双六が人気、人数に関係なく遊べるからだ。
 この双六、古くからあったようで江戸時代に普及したといわれるが、古い双六をあまり目にする機会はなく、どんな図柄であったのか興味もある。
 双六は当時の生活様式が反映されているとの事、時代、時代によって図柄が変化して行くらしく、その図柄を見るのもまた1つの楽しみだったそうだ。
 新しい年にあわせて双六も製作され、その年、年に新しい物が考案されて世に出され、人々もまた其れを期待を持って迎えていたようである。

 写真の双六、明治45年1月に出されたもの、川端龍子の筆なる大作、この図柄当時の世相を良く反映したもの、振り出しはSANY2775.JPG朝5時となっており、上がりは午後10時になっているが、時間をおって1日の生活が描かれている。
 その時間も文字盤を使い時刻を表したもの、5時スタート明治の人は早起き、1日の時間が非常に長い、朝食は7時、其れまでに主婦の仕事は掃除と朝御飯の支度。
 主人の出勤は8時、その後も主婦の1日を時間を追って進む、主人を送り出した後、12時の昼ご飯までに買い物を済ませたり、生花ゃ掃除もろもろ、兎に角時間を追って事細かに双六は進む。
 この双六を見ただけで、明治時代の主婦の行動が分かるが、これも理想の主婦の働きを表したものだが、川端龍子が其れを求めて描いたものなのかは不明だが。
 明治の女性の生活の一部始終が描かれており、当時の生活が今の我々が目で見える物であり、昔の生活を知る上でも貴重な資料といえよう。
 上がりが午後10時となっており、その時々の時間は文字盤で表示されているから、時計の資料としても興味深い双六であり、有名画家の製作した物となると尚更である。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | アンティーク
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