2020年10月15日

キンモクセイ

    盛りは
SANY4176.JPG 今年は少し遅かったのかキンモクセイが香るのが、何時もは9月中から香りだし10月の中くらいまで、しかし今年は遅かったせいでまだ香りを放っている。
 我家にあるわけではなく、近所の庭に咲いているものだが、毎年この時期になると香ってくるもの、香りが強いから少し離れていても漂ってくる。
 嫌な匂いではないので楽しめるが、何故かしら日本人はこの香りが好きみたいで昔から好まれているらしく、古い文献にも登場している。
 このキンモクセイ、中国が原産らしく、あちらでは「丹桂」、とか「桂花」と呼ばれているとの事、ギリシャ語では「オスマンサス」とよばれ、香りの花と言うらしい。
 国によっては呼び名が色々違うようだが、あの香りが皆好きのよう、少し強めの香りであるが、嫌いな人は少ないようで各国で好まれている。
 日本では「金木犀」とよぶが、何故この字なのかと調べてみたら、この木の樹皮が動物のサイの皮膚と良く似ている為、この字が当てられたものらしいのだ。
 漢字で書くと何故サイ字を書くのか不思議であったが、今度じっくりと金木犀の木肌を観察してみたいと思っているが、果たしてサイの皮膚に似ているものなのか。

 しかし、実際のサイの皮膚もジックリと見SANY4171.JPGたことが無いので、比較できるかどうか、まあ其れらしき様に見えるものであろうと、勝手に思っている。
 この花、日本に渡来してきたのは江戸時代になってから、それ以前には日本には無く、古い時代からあったものではないらしい。
 そして金木犀の木、日本に入っているものは雄株ばかりで雌株は入っていないらしい、だから実が成ることは無く、日本で見ることも無いとの事。
 身近に有りながら、その実体を良く知らずに香りだけを嗅いできたもの、ある人はトイレの消臭剤の様な匂いだとも言われるが、むかしはトイレの近くに植えたものらしいとの事。
  この香りも、もう暫くすると消えてゆくに違いないが、秋が深まる事は良い事、季節感が段々と失われてゆく現代、こうして香りが季節を伝えてくれるもの。

 
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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