2020年03月07日

ミステリー

      何処がミステリー
 SANY3457.JPGミステリークロック、世界中で幾つか製造されており、その殆どが特注の高級品、発注者の意向により数々の仕掛けが施されており、正にミステリーな時計となっている。
 前にも書いたが、そのミステリーさは、どの様にして動くのか分からないものが多く、構造的に目に見えるところには機械が見えないもの、機械自体が隠れている。
 その為に如何して針が回り、時間を示すのか分からず、不思議な時計としてミステリークロックと呼び、奇数の構造を持つ時計と言われる。
 そんなミステリークロック、日本でも製造されているが、その時計は余り高級感のある時計は少なく、一般的な時計を改造して作られたものが殆どである。
 素材も海外のミステリークロックと違い、高級な素材は使用しておらず、木製のものが殆どと言ってよく、その構造も複雑なものでもない。

 写真のミステリークロック、名古屋の三工舎製の時計、大正末期に製造されたもので、木枠に凸面ガラスを採用し、スケルトン風に造られた時計。
 SANY3456.JPGSANY3460.JPG文字盤はガラス枠に印刷されており、中央に機械をセットして、表からは見えなくして、ミステリークロックの様な、如何して動くのか分からない様にした時計。
 しかし、海外の時計と違って、横から眺めれば中央部分の機械は丸見え、名前こそミステリークロックと言っているが、其れとは程遠い雰囲気である。
 デザイン的には斬新なデザイン、当時の時計としては画期的なもの、安くて少しばかりミステリーぽく、話題性のある時計としては申し分ない時計、当時はそんなに販売されていなくて、その方が現在では数が少なく、ミステリーであり、機構云々ではなく、単に数が少ない幻のミステリークロックとなった時計。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 古時計裏話
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/60486783
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック