2018年10月27日

小さな磁石

      お目出度い

SANY3715.JPG 日本人なら誰でも知っている富士山、世界遺産となってから久しいが、信仰の山とも言われ古くから神聖な山だ、その姿は美しく四季を通じて、何時の時も気高くその姿を見せている。
 古来より日本人には親しみやすい富士の山、美しさもさることながら、日本人の心のより所でもあるような、そんな富士山は幾度と無く浮世絵に描かれている。
 一番有名なのは葛飾北斎の富士山、その姿は雄大であり美しい。
 今回紹介する富士山は非常に小さなもの、懐中時計の鎖の飾りとして製造された銀製の磁石、その磁石を引き立たせる為に、磁石本体の裏に富士の山が描えれている。
 写真真中の銀製の磁石、本体は1センチ盾型の小さなもの、その裏に富士の山を描く事によって、磁石その物を大きく見せているが、大きく見せるために描かれたものではなく、一服の絵として描かれたものだ。
SANY3714.JPG
 やはり富士山を描く事により、単なる磁石が、磁石でなくなったように思えるのは何故だろうか、1センチ四方の小さな磁石が、ものではなく信仰の対象にもなる。
 両脇のニッケル製の磁石もまた、帆掛け舟と梅の図、ドチラも富士山さんには良く似合うものだが、この3点セットであるかのように見えるが、偶然にも、一緒になっただけの事。
 しかし、富士山と一緒にすると何故かしらシックリと行くもの、日本画を見るが如くに海には帆掛け舟、陸には梅の花が咲き誇る、正に日本画の世界である。
 時計の付属品としての鎖、その鎖の又付属品磁石、その磁石が1番主役の如く見えてしまうのも、富士山と言う美しい山の持つ力かもしれない。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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